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不登校の子どもたちの居場所「ビリーバーズ」

2022年7月20日

学校に通えない低学年のお子さんの居場所について
ご相談いただいたことがありました。
不登校のお子さんの居場所として渋谷区ではけやき教室があります。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/kyouiku/kycenter.html
これまで
「けやき教室に通って、その後学校に戻ることができた」、
というお声をいただいています。

一方で、
「けやき教室に子ども一人で通うのが難しい」
「低学年のお子さんが通える場所を探しています」
というお声もあります。

そんな中、広尾に低学年のお子さんも安心して過ごせる居場所「ビリーバーズ」
のことを聞いて行ってきました。

場所は有栖川公園の目の前。
広尾と言っても住所は港区になります。
広い窓からは有栖川公園の美しい緑が広がっています。

室内には居心地の良いソファ、柔らかい照明の光、
木の温もりがほっとする床や家具、書棚にはたくさんの本、
まるでお家に帰って来たような気持ちになれるすてきな場所です。

子どもたちは各々スタッフの横で宿題をしたり、
ソファーに座ってパソコンに向かったり、
ゲームをしたりと非常にリラックスした様子。
近くではスタッフのみなさんが仕事をしています。
特に課題を与えられわけではなく、子どもたちがやりたいこと、
好きなことに取り組んでいました。
そのうちスタッフとゲームで盛り上がる子もいます。
ひたすらプログラミングに集中する子もいます。
そして気候の良い日は有栖川公園にみんなで遊びに行きます。
子どもたちがやりたいことをやって過ごす。
心理的安全性が確保されていることがわかり、子どもたちは積極的に
色々なことに向き合っていくようです。

ビリーバーズで過ごすうちにある日突然学校に戻っていった子もいたそうです。

子どもたちだって学校が嫌んなって学校に行きたくないってことってあると思います。
私は何度か転職をした経験があります。
会社が嫌になれば有休をとったり、転職という選択肢が大人にはあります。
子どもだって疲れたとき、学校に行きたくないときに、ちょっと休憩をする、
そして元気になったらまた戻っていく、そんな安心して休める場所も必要なのでは
と感じました。

スタッフには保育士、放課後クラブのスタッフとして経験を積んだ方たちが揃っています。

ビリーバーズ統括リーダーの熊野英⼀さんとスタッフさん

決して子ども達にこれをしなきゃいけないということはなく、
温かく見守るなかで、子ども達は自然に自立性が身についていくようです。

「子どもが安心できる居場所」
大切だと感じました。

広尾ビリーバーズの室内の様子、利用者のみなさんのお声などはホームページで確認できます。
https://peraichi.com/landing_pages/view/believershiroo/

こうしたフリースクールは自費になります。
渋谷区でこうした情報はなかなか入手しにくいのが現状ですが、
登校渋りや不登校のお子さんの親御さんからは
フリースクールの情報を知りたい!という親御さんも多いです。
今後はこうした情報も発信していきたいと思います。

みんなが幸せでありますように…。