ラジオ体操がはじまっています。
朝から飛び切りの笑顔に出会えるラジオ体操の会場があります。
それは猿楽小学校。
毎朝たくさんの子どもたちが校庭にきちんと並んで座って
ラジオ体操がはじまるのを待っています。
でも体操中はまだスイッチが入っていない子がほとんど…。
でもお目当てはそのあとです。
ここでは地域の方のご協力で楽しいゲームがはじまります。
毎回児童みんなが学年を超えて元気いっぱいに校庭を駆け回って
PTAや保護者も巻き込む楽しいゲームをするのです。
地域の方の盛り上げ方は本当に上手で、私もこのときばかりは
小学生になりたい!
そしてゲームが終わるとみんな満足そうに
「またあしたね〜!」
と帰っていきます。
このゲームは先代からずっと続いているそうです。
どうかいつまでも受け継がれていきますように…。
さて、ラジオ体操をしていて、大好きな瞬間があります。
ラジオ体操のなかで空を見上げる動作をしたときに
真っ青な空が目に飛び込んでくる瞬間です。
まだ体が充分起きていなくてボーっとしているのですが、
朝、そんな空が見れると、途端に目が覚めて
「あぁ、今日もいい一日がはじまった!」
と感じる瞬間です。
話は変わりますが、音楽がかかると、自然と体が動いてしまう
「ラジオ体操」は実は今年80歳だそうです。
昨日の日経新聞によると、今年80周年を迎えた「ラジオ体操」。
それによると1928年に米国の生命保険会社が健康増進のためにと
体操を放送したものをお手本に逓信省が考案。
1930年には神田で警察官の呼びかけにより、みんなが公園などで
体を動かす習慣が広まったそうです。
戦争中は心身を鍛えるのに役立つと、学生の参加が義務付けられた
期間もあったため、戦後にGHQの反対を受けます。
振り付け変更や放送中止など曲折を経て、1951年に
「ラジオ体操第一」が、1952年に「ラジオ体操第二」が発表され、
現在まで続いているそうです。
ラジオ体操のミニ知識でした。
明日もラジオ体操でみんなのいい笑顔が見れますように…。