予算議会が終わりました  岡田マリ的2020年予算のポイント

みなさまいかがお過ごしですか?
コロナウィルス感染拡大防止対策で区内の小中学校の卒業式や幼稚園の修了式は縮小するなど、区の行事なども延期や中止となっています。
引き続き渋谷区のホームページで「新型コロナウイルス感染症への対応について」を確認いただくなどお気をつけてお過ごしくださいませ。

お彼岸でお墓参りに行ってきました。
帰り道、お散歩がてらいつもと違う駅をめざして歩いていると美しい桜を発見。
「これでもか!」と言わんばかりに空に向かって伸びている枝、桜も楽しめました。

さて、今日は渋谷区の2020年度の予算での報告と3か年計画における岡田マリ的に注目のポイントをみなさんにお伝えします。

令和2年度の一般会計予算は前年度より128億5400万円13.9%の増の1,052億4,900万円。
今までで一番大型予算です。

今日はこれまで力をいれてきた子育て支援についてご報告。

子育て支援

1.渋谷区子育てネウボラ事業 14億5,700万円
〇令和3年8月に神南分庁舎跡地にネウボラ施設が開設予定

以前から「子育て」というキーワードで情報や支援を入手したくても所管が多岐に渡り、点と点であったのが、
ついにハード面もソフト面も線でつながる夢のような事業です。

複合施設の各フロア
1−3F 子育て支援のフロア 子どもと家族と地域のつながりを作る場
4−5階 健康のフロア 保健相談所の健診・相談事業
6−8F 専門相談のフロア 発達相談・子ども家庭相談・修学相談・教育相談 

○母子保健システムの構築
ネウボラ事業はすべての親子に担当保健師がつき、妊娠、出産から子育てまでのあらゆる相談を一元的にうけ、トータルにサポートします。
そのためにネウボラ関連部署との情報共有などを目的とした母子保健システムが構築されます。
システムは令和3年3月からスタート予定です。

○育児パッケージ 6082万
令和元年度スタートの 
育児パッケージ事業、次年度は中身については第二子出産の方もいるので中身が一部変更され、また多胎児のお子さま用にも選ぶことができるそうです。

2.待機児童対策 26億7,200万円

・開設予定の保育施設について
平成28年4月は315人だった待機児童数、新設園を増やし、多様な保育を実施した結果、平成31年4月は92人まで減りました。
来年度は待機児童が多く課題だったエリア恵比寿・広尾。代官山地区に2施設開設予定です。

令和2年度
私立3園(遍照広尾保育園108人、ポピンズナーサリースクール恵比寿南130人、西原ほほえみ保育園63人)
小規模1園(ぬくもりのおうち保育園 神宮前18人)

参考:令和3年度 
新設私立園5園(恵比寿西二丁目保育施設110人、参宮橋ちとせ保育園分園80人、ベネッセ幡ヶ谷保育園70人ほか2カ所)

・休日保育
これまで子育てトークで休日保育の充実の声を何度かいただいていましたがついに拡充されます。

現在ベネッセ美竹の丘保育園1カ所から令和2年度からは認可外のベビーシッターや認可外保育施設の休日保育を利用された際の利用料を助成予定。

・病児・病後児保育
議会で提案し、カタチになった病児・病後児ベビーシッター利用助成事業は平成29年より年間助成上限額を50,000円から100,000円に増額。

令和2年度以降は低所得者層への助成金額を増額するとともに新たな病児保育施設の整備に向けて調査・検討されることになりました。

3.保育所等訪問支援事業のスタート
こちらも数年前から本会議で提案してきたもの、保育園等に療育などの訪問事業が始まります。
お仕事で療育に通うことができなかったお子さまも保育園で療育を受けることができるようになります。

今日のご報告はここまでです。
また次回に続きます。