阪神・淡路大震災から26年、あらためて避難所について考えてみました

いつも有難うございます。岡田マリです。

今日は阪神・淡路大震災から26年。
1月17日5時46分、マグニチュード7.3の地震が発生し、
6,434人の尊い命が失われました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

全壊家屋は104,906棟、全焼した家屋は7,036棟。
ピーク時の避難人数は316,678人。

26年前、私の兄は兵庫県西宮市に住んでいました。
地震発災後、当時私は実家に住んでいて、早朝実家の電話が鳴り
寝ぼけまなこで受話器をとりました。
「たった今すごい地震があったけど無事だから」
という兄の声、そしてすぐに電話は切れました。
外はまだ暗く、「一体何時なんだろう?」思いながら
両親に兄の電話の内容を伝えました。

兄たちの寝室は家具がほとんど置いていない部屋だったため
無事でしたが、隣の家は倒壊し、近くに住んでいた従妹の家も半倒壊でした。
当時はまだ携帯電話を持ってなくて、自宅にパソコンも無く、
テレビの報道でしか情報を得ることができず、崩壊した高速道路や家屋、火の手があがった地域が次々と映し出される中、兄夫婦とは音信不通となりました。
再び連絡がついたのは何日も経ってからのことでした。
一時東京の実家にも避難しましたが、たくさんの物資をリュックに詰めて
帰っていきました。
電気、水道復旧するまで何カ月もかかり、電車開通するまでもかなりの時間がかかりました。
大変な状況とわかっていながらも、当時の私はボランティアの情報を入手することもできず、何もできないことにもどかしかったことを覚えています。

「みんな助け合ってがんばっているから、こんなことでは神戸の人はへこたれないわ!」
と兄の奥さんが言っていたことが救いでした。

さて、毎年1月17日は避難所に指定されている学校や区施設で「避難所運営委員会」が開催され、避難所運営委員が備蓄等の確認、避難所の備えについて協議をします。

今年は緊急事態宣言の発出により中止となりましたが改めて防災、震災について今日は渋谷区「防災キャラバンオンライン」の「「避難所運営」を視聴しました。

とても分かりやすく動画にまとめられていて勉強なりました。

大きく変わったことは避難所における感染症対策です。

災害時の避難行動の選択フロー
地震時に自宅の被害が少ない住み続けることができるときは自宅で在宅避難となります。

↓避難所を開設する基準です。
開設されたかどうかは渋谷区防災ポータルサイト https://bosai.city.shibuya.tokyo.jp/
渋谷のラジオ https://shiburadi.com/ 等で確認ができます。

避難所に持って行くもの
基本の持ち物として感染症対策が重視されています。
ペットと同行避難の際はお互い様の中でもマナーをしっかり守るようにしましょう
避難所でのおねがい

↑は大切です。
避難所運営委員は町会のみなさんが中心で、実は私が出席している避難所運営委員会では52歳の私がかなり若い方です(例年開催日は平日ということもあるのかもしれませんが…)。
避難所では備蓄の運搬など力仕事はじめ、様々な対応が必要です。
避難所には多くの方々が集まると思いますが、ぜひみなさまのできる範囲で、
お手伝いいただけるとどの避難所も助かると思います。

「避難所運営」のレポートと動画はこちらです。
https://shibuya-bosai-caravan.tokyo/report02/
私はyou tubeの「設定」から1.5倍速~1.7倍速にして視聴しています。
参考になる情報が満載ですのでぜひご覧になってください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。