渋谷川一本橋付近の擁壁から流れる橙色の水について

いつも有難うございます、岡田マリです。

台風10号の影響が心配されます。

暴風域の地域にお住いのみなさま、くれぐれもお気をつけてくださいませ。

九州や中国地方では停電が広い範囲で起こっているとのこと、被害が最小でありますように。

さて、今日は地域の方からお問い合わせがあった
「渋谷川一本橋付近の擁壁から流れる橙色の水について」
です。

一本橋は恵比寿一丁目と広尾一丁目の間のタコ公園となりにある橋。
この橋の上から天現寺方向を見ると写真のように擁壁から橙色の水が流れているように見えます。
「何か悪いものが流れ出ているのでは?」
とぎょっとするかと思います。

土木の技術者が確認したところ、この箇所は下水とは関係が無いとのこと。
擁壁には水を抜くためのこうした穴がなければならず、その擁壁の中を流れる水に鉄分が含まれていることがあり、このように橙色の跡が残ることがあるそうです。
こうした現象は擁壁の隙間からの浸出水に見られることがあるそうで、特に問題はないとのことでした。

渋谷川は改修を重ね、最近では集中豪雨や台風の時の川の氾濫はほぼなくなりました。
それでも昨年令和元年台風19号の際は水が下記写真のように水位がかなり上昇していました。

こちらは渋谷区東の此丘橋(びくばし)から
台風が去った翌日の此丘橋(びくばし)

最近は突然大雨が降ったり、台風が心配されます。
改めて「渋谷区洪水ハザードマップ」https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/bosai_manual_map/kozui_map.html を確認しておきましょう。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。