子育てトーク終了しました – 保育園最新情報について

いつも有難うございます、岡田マリです。

最近また朝のジョギングを始めました。
ここ数カ月自宅でミニトランポリンをとんだり、筋トレなどインドアで運動していたのですが、やはり外を走ると発見があったり、季節を感じたり気持ちよいですね。

ガーデンプレイスのカルガモ親子にほっこり

今日は初のオンライン子育てトークを開催しました。
今回の子育てトークは待機児童対策と渋谷区の保育園事情について最新情報をお伝えしました。
前回、10月に同じテーマで子育てトークを開催しました。
その時よりも待機児童対策がさらに進んでいると感じました。

もちろん渋谷区ではハード面において認可園を大幅に増やしており、
平成23年:区立園22園、私立8園、区立幼保一元化施設2園
だったのが
令和元年10月時点:区立園18園、私立園35園、認定こども園12園、
小規模保育施設2園、区立幼保一元化施設2園
となり、この時点で平成23年の倍以上の施設数となりました。

さらに今後開設予定の保育園は5園、小規模保育施設が1園となっています。

本日の子育てトークを開催するにあたり、今年4月の保育園入園の指数を含む傾向を調べたところ、以前は44受託ポイントで認可園にはなんとか入園できるといった感じでしたが今年の4月は44の育休や園によっては44未満でも認可園の入園が可能となっていました。

また認可園だけではない選択肢が今後どのようになるかも気になります。

以前ですと認可園でない認可外保育施設は受託ポイントを受けるためのステップとして通う園という印象のほうが強かったと思います。
4月に確実に入園するために、育児休暇を早目に切り上げ復職し、事前に有償で保育施設に預ける、という手法が当たり前のようになっていました。

もちろん4月入園のタイミングが合わず、とにかく小規模型の認可外に預けて復職しなければならない方もいらっしゃいました。

認可園にはいるための保活をし、そして認可園にはいるための保活、と2度の保活を経て、せっかく慣れた認可外保育園からから4月には認可園にうつるということはお子さんにも親御さんにも負担だったのは間違いありません。

今回これまでと大きく変わってきたことは保育園も認可園だけでなく、認可外保育施設も選択肢として選べる時代になりつつあるのではないかということです。

これまでですと、認可外保育施設の保育料は認可園に比べると高く、ダブルインカムといえども渋谷区内に家賃を払いながらまた家のローンを払いながら5年も6年も認可外保育施設に通うというのはハードルが高かったのは確かです。

渋谷区では待機児童対策として待機児童になったお子さんが認可外保育施設に通った際の保育料の軽減を早くから行っておりましたが、昨年から始まった幼保無償化も加わると認可外保育施設という選択肢が広がりつつあるように感じいます。

認可外保育施設の保育料の軽減、無料化を受けるには「保育の必要性の認定」がされなければならず、保育料の軽減については渋谷区民が対象です。
また認可外保育施設は東京都の「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」が交付されている保育施設となります。

0歳から2歳
・区市町村民税課税世帯:第一子は40,000円、第二子は54,000円、第三子は67,000円までの保育利用料を対象として助成

・非課税世帯:67,000円までの保育利用料を対象として助成

・3歳から5歳:57,000円までの保育利用料を対象として助成

保育利用料の軽減助成額の詳細はhttp://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/hoiku_riyoryojoseigaku.pdf

「保育の必要性の認定」については
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/hoiku/youjikyouikumusyou.html
をご確認ください。

渋谷区も平成28年は315名もの待機児童となりました。
国そして東京も待機児童対策に取り組んだことが今年渋谷区も23区の他区についても待機児童減につながったと思います(23区の待機児童数のリストを前回のブログでご紹介しました)。

話は変わりますが、昨日、安倍首相の辞任という報道が日本、世界に広がりました。
私は現在無所属議員として活動している一区議会議員ですのでその重責たるもの比較もできませんが、首相として7年8カ月も仕事をされてきて、どれだけ体を酷使してきたことかと思います。
病気になっても議員を続けて、病気であることを告げることもできず命が燃え尽きてしまった同僚を見て来ました。

ここで辞任をし、後任にバトンタッチをする決断、発表をされた阿部首相に敬意を表し、心からお疲れ様でしたとお伝えいたします。
本日の子育てトークでこうして待機児童対策が改善されつつある要因の一つとして幼保教育の無償化も影響していると感じました。

これまでの保育園入園は
「どこでもよいから保育園に入園できたらラッキー」
と言う感じのほぼ選択肢のない状況でした。

これからは選択できる保育園入園になっていくと感じます。
だからこそ保育園における安全安心を第一に、また保育の質においても重視されるそんな時代となっていくことでしょう。

渋谷区では少し待機児童の課題に灯りが見えてきたように感じます。
これまで保活で苦労されてきた保護者のみなさまのあの時の努力と必死な声がこうして改善につながりました。
改めて本日の子育てトークで実感しています。

とはいっても完全にゼロではないですので引き続き、保活は慎重に、まずは「保育園入園のご案内」一式を隅から隅まで読んで、その上で疑問があれば保育課の窓口で聞いてくださいね。
窓口の職員は親切にお教えてくれるはずです。
保育園入園関係の資料はこちらから
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/hoiku/hoiku_boshu2020.html

最後に、本日の子育てトークで出た質問をここでもご紹介します。

Q:各園のボーダー指数について
A:令和2年4月の各保育園のボーダー指数については保育課の窓口で聞くことができます。
あくまでも今年度のボーダー指数ですので、来年度は変わってくる可能性もありますので参考程度の確認がよろしいかと思います。

Q:行きたい園に入れますか?
A:待機児童数が減ったからといっても第一希望に必ず通える、ということではありません。従来通り、通える範囲で通いたい順になるべく多く申請をしてください

Q:無認可保育園はどうやって調べますか?保育料はどれくらいですか?
A:ここ数年で認可外保育施設の数や企業主導型保育施設も増えました。
園によっては渋谷区独自の保育料の軽減助成が受けられます。
認可園と同等の保育料は難しいかもしれませんが軽減助成を受けられるのは大きいと思います。
認可外保育施設はそれぞれ特徴もありますので調べてみると良いかもしれません
「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」のある保育施設が軽減助成の対象です。

東京都福祉保健局のホームページに一覧が載っています。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/ninkagai/ninkagai-ichiran/index.html

Q:コロナの影響で保育園の見学はできませんか?
A:各園に直接問合せてみてください。

不慣れではありましたが子育てトークにご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

オンライントークでは資料の共有が慣れなくて、写真を撮る余裕がありませんでした、次回は是非。 

次回はオンライン介護トーク「今から親の介護に備える」を10月5日10:00から開催予定です。

こちらもぜひご参加ください。https://okadamari.com/news/detail/81

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。