ホームヘルパー講座第6日目

ホームヘルパー講座6日目。

この日はお話の上手なF先生の楽しい授業です。

「身体の清潔」について学びました。
実技は「清拭」と「部分浴」です。

F先生の講義では
「利用者さまの体を拭かせていただきます」
という表現で説明してくださいます。

先生は利用者をとても大切に思っていて、
心のこもった温かい介護の大切さを教えてくださいます。

毎回講義に出ていていつも思うのですが、
ヘルパーのお仕事には生活の知恵がものを言います。
お仕事に伺ったお宅に全て必要なものが揃っているとは
限りません。
状況に応じて利用できるものを使って代用することも
多々あるそうです。

この日は「家庭で作れるケリーパッド」の作り方も学びました。
なんと新聞紙、バスタオル、ゴミ袋、輪ゴムといった自宅にあるもので
作れてしまうのです。
(ケリーパッドとは寝たまま洗髪するときに使用する
洗面器のようなものです)
本当に便利な家庭ケリーパッドです。
これは非常時にも役に立つでしょうね。

実際に寝たままで洗髪をするのですが、
利用者が風邪をひかないためにも、濡れないように
できるだけ少ないお湯を使い、手際よく洗髪します。
手際よく、そして利用者が気持の良くなるような
コツがたくさんあります。

介護はこれまで学んだようにベッドメーキングや
衣類の着脱や食事の介護など様々なことがあります。
その中でもこの日習った清拭や部分浴は特別なものでもあるようです。
在宅の利用者にとって、日々特にイベントがなく、
毎日同じリズムで過ごしています。
そんな中で、清拭は介護者から笑顔が生まれたりするそうです。

清拭は新陳代謝の活発や皮膚からの感染予防、食欲増進、快眠効果、
関節の拘縮防止、排泄を促す、全身状態の把握、心理的効果
があるそうです。

清拭をしながらツボをマッサージするそうです。
暖めのツボ、風邪のツボ、お通じのよくなるツボなど。
何気ない会話から相手の健康状態を判断して、清拭しながら
こうしたツボのマッサージもやるなんて、ヘルパーさんって
まるでスーパーマンですね!

この日の実技では部分浴で足浴もしました。
ペアになって足を洗うのですが、利用者役になってみると
暖かいお湯の中で足の裏をマッサージしながら、そして指一本一本を
丁寧に洗ってもらうというのは本当に気持ち良くて、
思わずため息が出てしまいます。
こうした「癒し」がまた生きていこうという力に
つながるそうです。
介護者役で足を洗っていても、利用者役のこうした
気持ちが伝わってきて、介護というお仕事の醍醐味が
ちょっぴりわかってきた気がしました。

こうして6日目は終了しました。