子どもたちが安心できるまちにしませんか? – こども110番の家

渋谷区内を歩いていてこんなプレートを
見たことがありませんか?
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もしかしたら大人はあまり気づかないかもしれません。

なぜって、このプレートはこどもの目線に設置されているから…。

この「こども110番の家」はこどもの緊急避難場所として登録なさって
くださっている協力員の自宅、お店や事務所に設置されています。

以前、近所の小学校を訪れた際、廊下に子どもたちが
作成した通学路マップが貼られていました。
子どもたちが日々歩いている道や通学路を地図にしたものでした。

そこには子どもたちの目線でコメントが書かれていました。

たとえば…

「ここの道路はガードレールがないからあぶないよ」

「この辺は落書きが多いから危ないかもしれないよ。注意しよう!」

なかでも
「ここはこども110番の家マークがあるから安心だよ」

と言ったコメントがいくつもあったのが印象的でした。
私が普段、「こども110番の家」のプレートの前を
何気なく通り過ぎているだけですが、子どもたちの目線では
「安心できる」存在なようです。

写真は広尾1丁目にあるスペイン料理のお店
「アリエッタダンジョー」さん。
この夏「こども110番の家」にご協力くださいました。
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「アリエッタダンジョー」さんのお店の前は
広尾小学校や臨川小学校の児童がよく通ります。
ランチ時はお子さん連れのママたちで賑わう、子どもたちに
身近なお店でもあります。

今日は「こども110番の家」ついてをご紹介します。

設置協力員としてお願いしたい方は
近隣の小学校の学区域、通学路域内や公園の近くに所在し、
登校、下校時に留守にすることが少ないご家庭や商店や事務所。

子どもたちが身の危険を感じた場合に、助けを求めることのできる
緊急避難場所です。

設置協力は無報酬の事業です。

設置協力員になるには、まず必要書類を区役所からもらい、
必要事項を記入して提出します。
提出先は地域の町会、商店街、防犯協会、青少年対策地区委員会など
です。
そしてそれらの提出先機関が協力依頼員を訪問し、
確認をしてからプレートが送付されるシステムです。

さて、こちらは「アリエッタダンジョー」の竹田チーフです。
チーフはお神輿の時にも頼りになる地域の大切な存在です。
Takeda chief
個人的にはアリエッタダンジョーさんにはランチや夜に
お世話になってます。
とっても美味しいですよ!

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メニューがプレートで隠れてしまいましたが、
子どもの目線に合わせるとこうなると言ってあえてここに
設置してくださいました。

チーフの心意気に感謝です!

渋谷区は地域によってはお店や事務所が多い地区もあります。
それらのお店や事務所は子どもたちの通学時間には
空いていたり、人が中で働いてらっしゃいます。

子どもたちが歩いていて安心できるまちが
みなさんのご協力によりつくっていけたら
いいですよね。
ぜひ「こども110番の家」ご協力におねがいいたします。
このプレートの存在は子どもたちだけでなく、
地域の防犯対策にもつながることと思います。

「こども110番の家」のプレートのお問合せ先は
渋谷区子ども青少年対策課青少年育成係 電話:3463-2578