7月27日は松涛美術館に企画展の内覧会でした。
この日の朝はこんな雲が空に広がっていました。
さて、その松濤美術館では「江戸の幟旗 – 庶民の願い・絵師の技」が開催中です。
おそらく「幟旗」展は日本でも初めてというものです。
江戸期の絵幟のコレクターである北村勝史、鈴木忠男、林直輝の3氏が
500点ものコレクションから約100点を厳選した結果、今回の
企画展が実現しました。
7月27日の内覧会には3名のコレクターの3氏の姿もありました。
幟旗は端午の節句や神社のお祭りの際に飾りとして
立てられていたそうです。
神社の本殿まで行かなくとも、普段生活に忙しい農民は
神社入口の幟旗に向かってお祈りをし、村の鎮守のお祭りに立派な幟旗を
たてることは地域の誇りだったとも言われていて、
当時の人たちにとっては大切な存在だったようです。
そんな幟旗は一点一点にストーリーがありまるで物語のよう。
端午の節句らしく「金太郎」や「武者」強さの象徴、
「動物」「七福神」等など、江戸の文化が散りばめられています。
館内の上から下まで展示された幟旗は本当に圧巻です。
ぜひお足をお運びください。
「江戸の幟旗 – 庶民の願い・絵師の技」は詳しくはこちらをご覧ください。
こちらの写真は図録です。
今回から企画展の時の松涛美術館の開館時間が変更になり、
10時〜18時、金曜日のみ19時まで(最終入館は閉館30分前まで)
になりました。
金曜日はお仕事帰りにも立ち寄れる時間ですので、ぜひ
こちらもご利用ください。
上の写真は松濤美術館で販売されているグッズです。
わたしはこれらのノートや一筆書きを実際によく使っています。
1階にありますので、こちらもぜひご注目ください!
予断ですが、松涛美術館にはいつものように自転車で行きました。
ところが、美術館を出ようとした頃は大雨!
朝の雲がその日のお天気を物語っていました。
結局、雨の中、自転車で恵比寿に戻りましたが、久しぶりに
びっしょりに。
それだけでなく、どこでそうなったのか、その日はいていた
真っ白いパンツや腕までも油はねが転々とついていました。
すぐにお洗濯しても漂白しても油なのでおちずに
水玉パンツとなってしまいました。
未だに途方にくれています…。
岡田マリ的渋谷区施設サイト:渋谷区松涛美術館ページはこちら