私はこのホームページの指針にもあるように「ソフト産業支援(クリエーター支援)」も
力を入れたい分野です。
さて、今年もチャリティーアート展覧会「Roses」が開催されています。
今年2年目ということもあり、さらに充実した内容になっています。
やはり渋谷区はファッション、アートの発祥ということで
出展者の多くが渋谷区在住、在勤のクリエーターが出展している
「ROSES.2009 Charity Art Exhibition」。
「できることからやってみよう」ということで、一人のクリエーターが
声をあげたことから、形になった「チャリティーアート展覧会 ROSES」。
クリエーターがバラをモチーフにした作品を作り、展示をし、
その作品が売れるとそのまま寄付されます。
才能あふれるクリエーター、女優さん、俳優さん、タレントさんの
バラと平和の作品から大きなパワーが生まれ、
第一回目の2008年は5日間の展覧会で¥2,755,103を売り上げ、
カンボジアに図書館 “Rose Library”を作ることになりました。
建物だけでなく、本はもちろん、日本語から現地の言葉、
クメール語に翻訳、司書のトレーニングなどにも使われる予定です。
これはとってもうれしい報告でした!
私は作品こそ出展しませんが、
昨年に引き続き、今年もこの展覧会開催中の
トークショーのゲストとして参加しました。
メンバーはファッション業界の第一人者・生駒芳子さん、小説家・漫画家・女優など
多才なタレントあふれる内田春菊さん、カンボジアを周りながら写真を撮っている
フォトグラファー・河西宏一さん、そしてRosesの実行委員長、アーティスト・渕上優樹さん、
アーティスト・タレントのおぐねーという面々。
そこに、今回はなんとこの展覧会を見に来て下さった
桑原敏武区長も途中まで急遽参加!
ファッション、教育について様々な意見が出され、充実した
トークショーとなりました。
ファッション界においての渋谷の位置付けなど
非常に興味深いお話もたくさん聞けました。
出展されている作品は一人ひとりがバラと平和に込めた思いが
伝わってくる素晴らしい作品ばかりです。
こちらの写真はがま口のお財布とバックです。
こちらはシックなお花です。
今年は伊勢市の中学生の作品もあり、このチャリティーの裾野の広がりを感じました。
「できることをやってみる」を実際にアクションとなって形にしている
Rosesの関係者のみなさんに心から拍手を送ります。
当日の模様はRoses.Blogから見れます。