幸せと感じられるお手伝い

本日は常任委員会。
お母さんにうれしい支援についての報告がありました。

少しずつ渋谷区も子育てしやすくなってきました。

話は変わりますが、私の知っているイタリアのお母さんは
いつもニコニコと太陽のような女性です。
(またイタリアの話で恐縮です。)

    「私は世界で一番幸せよ。
   だってこんなに素晴らしい旦那と子どもたち、そして
   おばあちゃん、おじいちゃんに囲まれて!」

常にこう言っていました。

おばあちゃんという彼女のお母さんは糖尿病のため、自宅で彼女が
看病をしています。

そしてすでに成人している子どもたちは、失業率の高い
イタリアではなかなか仕事が見つからず、なんとかアルバイトをしています。

彼女自身はスーパーで一日必ず8時間働いています。
それも朝は7時から働くこともあります。
(イタリアのスーパーは出勤前にお買い物ができるように朝7時から開いて
いるところもあるのです。)

イタリアも格差社会です。
近所には大きな家に住んで、夏はクルージング、冬は山のヴィラを
楽しむ家族も珍しくありません。

それでも世界で一番幸せ、と言い切るお母さん、
ステキだな、って思いました。

その家族はお母さん中心にとても仲がよくて、助け合い、強い信頼関係で
結ばれていました。

「家族が幸せなら私も幸せなの。」
こうも言っていました。

そして家族みんなもお母さんを誇りにしてました。

語弊があるかもしれませんが、家族内でお母さんが楽しく、生き生きしていたら
その家族はみんなが幸せじゃないかしら、と思います。

きっとお父さんだって仕事から帰ってもリラックスできるだろうし、
子どもたちもいつも元気でニコニコ輝いているお母さんだったら
うれしいでしょう。

(職場でも同じことがいえるかもしれませんねぇ。
会社で女性社員が機嫌が悪かったりすると、思うように仕事が
進まなかったりするものです、はい。)

日本は色々な情報に振り回されたり、日々の忙しさから
どうしてもストレスがたまりやすい環境。

子育てや介護に追われて一人の時間がとれないお母さんが
子育てブルー・介護ブルーになるのもわかる気がします。

そんなお母さんが少しでも安心して楽しく過ごせて
  
  「幸せ!」

思えるようなお手伝いができたらいいな、と思いました。

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