ホームヘルパー講習第2日目

ホームヘルパー講座第2日目。

今日は8月11日。
東日本大震災から5ヶ月。
現地も猛暑で大変な様子。
現地はどのように変わったかしら…。
このヘルパーの講座などが落ち着いたらまた訪れてみたいと思ってます。

さて、私が通っている学校では1週間を通して毎日講師の先生が変わります。
どの先生も個性豊かで経験豊富、介護についての新しい情報を
キャッチなさっていて、それらの情報を惜しむことなく
講義に盛り込んでくださり、非常に内容の濃い講義とです。

さて、2日目はF先生の講義。
表情、表現豊かに話す講義は本当におもしろくて、勉強になります。

この日F先生から学んだことはヘルパーという仕事は
実は「頭脳労働」であるということ。
もちろん、テクニックもありますが、
いかに利用者さんの状況や背景を察し、その人に合った個別援助が
できるか、ということが大切です。

私はこれまで、こうした仕事は利用者を支えたり、
補助をすることから、肉体労働に近いものかと思っていました。
しかし、この日学んだ「ボディメカニクス」という援助法によると
実は力を入れてガンバルものではないのだということ。
「ボティメカニクス」は利用者の身体を守り、重心を低く保ったり、
てこの原理などを利用しながら、最小の労力で最大の効果を上げる
動きです。
(もちろん、こうした動きが自然にできるようになるまでは
経験が必要なのでしょうが…)

他にも、この日はバイステックの原則やロジャースのカウンセリング原則、
成年後見制度、認知症、介護の心構え、感染症などについて学びました。
DVDを使っての講義もありました。

更に、グループでロールプレイもやりました。
設題は
1.入浴や清拭や着替えをいやがるパターン
2.食事に時間がかかるパターン
3. なかなか打ち解けてもらえず、会話が成立しないパターン
など。

みんなで状況を設定し、役割分担、そして演技の発表です。
まだヘルパーの経験はだれも無いグループのメンバーと
考えられることを想定して、照れながらの発表も
今は良い思い出となりつつあります。

こうして2日目は終了しました。