いつもありがとうございます、岡田マリです。
先日、母校の駒澤大学で「キャリアデザイン教育」の授業で「地域社会との関わり」というテーマで3年生に講義をさせていただきました。
新しい校舎ができてすっかりきれいになったキャンパス、夕方から90分授業を2コマ、新型コロナウイルス感染症対策で学校での授業は行われておらず、オンラインでの授業です。
私が大学生だった頃の事を思い返すと、本当に生徒が真剣に授業を聞いてくれるのかしら?と心配していたのですが、各授業共約50人の生徒たちがモニターの向こうで真剣に聞いてくれて、質疑もしっかりありました。
このお話をいただいた時に、就活目前の大学3年生に「地域社会との関わり」をテーマにどんなことを話せばいいのか少し悩みました。
私が区議会議員になってから地域社会を関わるようになって感じたことや気づいたことを話すことにしました。
この先、子育てが始まった時に頼れるママ友・パパ友、災害発災時など何かあったときに声を掛け合うことができる仲間がいる安心感、地域の異業種のつながりから仕事の話に繋がることだってあるかもしれません。
また、いつか訪れるかもしれない家族の介護がはじまったときにに地域に頼れる人がいるというのは本当に心強いことです
地域に関わるとどんな良いことがあるか、どうやったら地域と関わることができるか、など具体的にお話しました。
私が感じる地域社会と関わるポイントは
・遠くの家族や親戚も大事だけれども地域の信頼できる人も見つけよう
・地域に関わると生活に密着した多くの安心につながる、いろんな人と会える、地域は多様性に富んでいる
・両親や自分のおじいちゃんやおばあちゃんのためにも今から地域に関わっておこう
です。
このような話をした後の生徒たちからの感想は
・子どもの頃参加していた地域行事のことを思い出しました
・子どものころ通学中に近所の方々に見守られて安心した日常が送れていたこと
・お店を営む実家は実は地域のみなさんの恩恵をたくさん受けていたということ
・上京して知り合いがいないと思ったけれどお喋りするかかりつけの歯医者さんや定食屋さんなど日常生活を通しての地域と関わっていたということ
・地域における関わりを深めることで人助けにも繋がるということ
・地域社会とのつながりは生活をより豊かにすること
・信頼できる人を見つけて、繋がれる優しいコミュニティを広げていく
・給付金を持っているだけでなく、万が一の時に助けてもらえるような近くの対面できる付き合いを通して暮らしていきたい
・縦横の繋がりを大切にしていきたい
・自分で参加することが大事だと思った
など今後の私自身の地域社会の関わりにおいて新たなヒントがたくさんちりばめられていました。
地域社会との関わりは永遠のテーマではないかと思います。
これを機会にさらに深めていきたいです。