72回目の子育てトーク、終了しました

子育てトーク終了しました。

この時期は毎年「保育について」をテーマに取り上げ、保育について、保育園入園についてみなさまに情報提供、そして意見交換を行います。
今回は代官山、恵比寿、初台でトータル3回開催しました。

今年4月の渋谷区の待機児童数は151名でした。
渋谷区は現時点で令和2年度に向けて新設園が3園、また令和3年度まで6つの認可園と小規模保育施設が一園開設予定となっており待機児童対策は重点課題として力を入れています。

しかしそれでも認可園のみの申請では厳しいのでは、と感じています。
実際、今年4月に認可園に入れなかったお子さんの数は415名。

一方でここ1年くらいで認可園以外にも選択肢が増えました。
あえて小規模な保育施設や認可外保育施設を選ぶ保護者もいます。
以前のように必ずしも「認可園ありき」という時代ではなくなってきているような気がします。

ですのでこれから保育園の入園申請をされる方は認可園の申請と共に、それ以外の保育施設の申請も視野にいれていくことを助言させていただきながら、今回は認可園以外の保育施設について、渋谷区から保育料の助成が受けられる施設、東京都の補助を受けられる施設など選択肢が増え、複雑化した多様化した保育施設についてみなさんにお伝えしました。

今年の子育てトークでみなさんにお話をしながら感じたことは、保育の選択肢が増えて、複雑になったということ。
認可園のほかに区立保育室、居宅訪問型保育事業、私立保育室、認証保育所、待機児童向け特別枠認可外保育施設、企業主導型保育施設、その他の認可外保育施設、期間限定型保育事業と非常に多岐にわたっています。
保育料も幼稚園無償化が始まり、全て無償かと思いきや、3歳児以降の保育料がかからなくなった保育施設もあれば、一部負担の保育施設もあり、本当に複雑。
園や保育課など事務手続きをする現場は作業になるのではと思います。

そうしたお話を認可園のお話以外の保育施設のお話をみなさんにお伝えし、2時間はあっという間でした。

参加された方々からは
「とても参考になりました」
「詳しくお話が聞けてよかった」
「このなに複雑とは知りませんでした」
などご感想をいただきました。

最終日の子育てトークは風邪のためキャンセルのご連絡を受け、出席された方は3名でしたが、気軽に質問をしていただき、じっくり向き合っての子育てトークとなり、少人数の子育てトーク、私自身も大変勉強になりました。

ご参加くださったみなさまありがとうございました。

子育てトークの内容を動画でもアップしようと思います。

風邪がはやっているようですのでみなさまもお気を付けくださいね。