女性議員が増えたことによる良い変化について

いつも有難うございます。岡田マリです。

渋谷区議会は第3回定例会が始まりました。
最初の3日間は本会議で議員の質問、区長や教育長による答弁でした。
質問は各会派の代表質問と一般質問あわせて9名の議員が質問をし、そのうち5名が女性議員でした。

質問を聞きながら、女性が増えたことによる質問の変化を感じたので
今日のブログでお伝えします。

現在渋谷区議会は議員34名中、女性議員は11名。
女性の割合は32.4%です。
これは2019年の選挙を経て今の編成になりました。

その4年前の選挙後の2015年は34名中、女性議員は7名、20.6%でした。
私が2007年に渋谷区議会議員になってから女性議員数は7名、全体の20.6%が続きました。

現在の女性の割合約32.4%となって2年と数か月が過ぎ、区議会においても、また本会議の質問でも変化を感じます。

特に本会議での質問の内容が変わってきたと感じました。
まず、子育て支援について質問をする議員が増えました。
もちろん私も含め以前から子育て支援についての質問、提案はありましたが、
さらに子育て支援や教育についての質問、提案が深くなりました。
また、女性の健康について、性教育や生理用品の質問も多くなりました。

様々な経験や視点を持った多様な議員が増えることにより、本会議での質問も多様になり、良いことだなぁと感じます。

また女性議員で委員会の委員長や幹事長という役職に就く人も増えました。
良いバランスで議会運営がされていると感じます。

ちなみに内閣府のデータによると、東京都の市区町村における女性議員割合の平均値は29.3%です。

東京都の市区で女性議員が多いベスト5は

1 東京都東村山市48.0%

2 東京都武蔵野市46.2%

3 東京都清瀬市45.0%

4 東京都狛江市42.9%

5 東京都豊島区41.7%

全国の女性議員の割合の平均値は16.8%

全国ランキングですと

1 北海道江別市48.0%

1 東京都東村山市48.0%

3 埼玉県新座市46.2%

3 東京都武蔵野市46.2%

5  東京都清瀬市45.0%

6 兵庫県小野市43.8% 

7 北海道留萌市42.9%

7 東京都狛江市42.9%

9 愛知県大府市42.1%

10 東京都豊島区41.7% 

渋谷区は全国ランキングでは48位です。

【参考】内閣府「市区町村女性参画状況見える化マップ」
http://wwwa.cao.go.jp/shichoson_map/?data=7&year=2020&todofuken=13

今後も女性はじめ、多様な人材増えることにより、そこからアイディアや提案もより多様になり豊かな渋谷区になると感じます。
多様な人材が議会にも増えていくことを期待します。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。