いつも有難うございます。
加計塚小学校で給食から出る残渣をコンポストにて実証実験中。
この実証実験を行っているのは渋谷区地域学校共同活動推進委員の高橋さん。
「コンポスト」というと生ごみを堆肥にする、という取り組みで渋谷区の学校でもずいぶん前に行っていましたがいつのまにか聞かなくなりました。
そんな堆肥作りのイメージがあったのすが、現在実証実験中の「コンポスト」は独自のテクノロジーで開発した「komham菌(コムハム菌)」という微生物テクノロジーで有機性廃棄物を高速減容処理してしまう!という画期的なもの。
じつはこの実証実験、5月に見に行きました。
その時はこんな感じでした。
この当時のコンポストは木箱の中に堆肥とコムハム菌、そこに給食の残渣を
いれてせっせとシャベルで混ぜていました。
給食の残渣を入れてシャベルでよく堆肥と合わせておくと、微生物が分解処理して翌日には残渣が影も形も無くなっていました。
約2か月後の7月19日、薬丸議員の提案で「シブヤを笑顔にする会」のメンバーで行ってきました。
なんとコンポストがこんなに進化していました!
レバーを10回ほど回すとその日の作業は完了!
現在加計塚小学校では毎日3 ~ 4kgの残渣が出ているそうです。
そしてコンポストで約2.5Kgの残渣を処理しているそうです。
微生物たちが活動してこのコンポストの中の温度はじわじわと上がり、
気化して二酸化炭素と窒素に変わってしまい翌日には前日入れた残渣が跡形もなく無くなるという魔法みたいなコンポスト!
年間このマシンで1トンの生ごみ処理ができるのだそうです。
ゴミの焼却と運搬費を考えるとお財布にも環境にもやさしい。
現在加計塚小学校の他に神南小学校、幡代小学校、代々木山谷小学校でも実証実験中だそうです。
前回見た時はこの微生物の威力にびっくりしました!
そして今回はいつの間にか進化したコンポストマシーンに驚きました!!
子どもたちもこのレバーをまわすのを楽しみにしているそうです。
このコムハム菌とコンポストマシーンがそろえば生ごみ対策、最強です。
今後、この取り組みが渋谷区内に広がっていきますように。
渋谷区地域学校共同活動推進委員の高橋さん、コムハムの西山さんありがとうございました。
会派メンバーと一緒に記念撮影。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。