50代からはじめる認知症予防 その3 – 中年期は高血圧・肥満・難聴に注意!

いつもありがとうございます、岡田マリです。

今日でシリーズ3回目、「医師が認知症予防のためにやっていること」を読んで50代からはじめる認知症予防を実践しています。

 今日は前回の続き「高血圧」について、そして「肥満」「難聴(聴力低下)」についてです。

 「血圧」については前回、特定健診を受けた際にかかりつけ医の先生に高血圧が少し気になることを相談して血圧を1日2回測ることをアドバイスいただきました。

 早速血圧計を購入し朝晩、測定し、記録を表にしています。
そして検査の結果を聞きに行った時にその血圧計と記録を持って行きました。

 血圧計を持っていった理由は正しい測り方を教えてもらいたかったのと、血圧計によっては数値に誤差が出ることもあるとのことで、自分の血圧計がどれくらい誤差がでるのか確認のためでした。

 特定健診の結果は特に悪いところはなく、やはり少し血圧が高いとのこと。
そこで、自分の血圧計と診療所の血圧計で測定ところ、私が購入した血圧計の数値は極めて正確だということがわかりました。
 もし誤差が出たら、毎回自分の血圧計で測定した数値と誤差を計算すればよいと思っていたのですが、その必要はなさそうです。

 若干血圧が高いのが気になるということですので、測定は続けて、また数カ月後に先生のところに相談に行くということになりました 
 その結果によっては血圧を下げる薬、降圧薬の服用を検討するということになりました。
  
 書籍「医師が認知症予防のためにやっていること」を読んで、「高血圧」が認知症のリスクが高くのなるということを知って、検診でかかりつけ医にもそのリスクを確認をし、「高血圧対策」に取組むことになりました。
 「高血圧」はアルツハイマー型認知症だけでなく血管性認知症のリスクを高めてしまうとのこと。 
 血管性認知症は脳梗塞や脳出血のような脳血管障害によって神経細胞が破壊されることで起こるそうです。
 脳梗塞や脳出血は突然起きる病気で、その影響で突然認知症になるということがほとんどだそうです。さらに症状としては認知機能の低下だけでなく運動機能、言語障害なども伴うとのこと。

 また糖尿病と高血圧はアルツハイマー病のリスク要因も重なっているそうでアルツハイマー型認知症と血管性認知症が同時に進行するケースも少なくないのだそうです。

 次に40,50代から気を付けるべきこと「肥満」と「難聴」についてです。

 肥満は高血圧と密接に関係しており、放っておくと高血圧だけでなく糖尿病のリスクも高くなります。

 40,50代の人たちが目標とする体重は自分が30代だった頃の体重だそうです。30代の頃の体重を覚えていない方は BMI( ボディマス指数)を指標にするとよいそうです。

 BMI = 体重kg ÷ (身長m)2

 日本肥満学会の基準では BMI 22を標準体重として18.5から25未満が正常、25以上を肥満としています。
 
 一方で高齢期(65歳以上)についてはフレイルの予防や脳卒中のリハビリを考えると標準体重よりやや重い方が健康維持に適しているそうです。
 公益財団法人長寿科学振興財団の健康長寿ネットにおいても最近では高齢期(65歳以上)については少し小太り気味の人の方が長寿であるという研究データが発表されています。
 
 ですので高齢者については BMI にすると25から26くらいが適当ともいわれているそうです。
 歳をとるとどうしても筋肉が落ちてきて体重が減っていきますよね。
 適度な運動を続けて筋肉ができるだけ衰えないようにすることも大事なのだと思います。

 私はこの本を読んで血圧測定と共に一日一回体重計を測って記録することにしました。

 表に記録していくと変化がわかるので面倒くさがりな私でも続けています。

 そして「難聴」にも注意が必要だそうです

「加齢性難聴」とは歳を重ねて耳が遠くなってしまうこと。
私は30代以降は聞き取れないという「モスキート音」、40代の時には聞き取れませんでした。
 難聴を放置していると脳に情報が入ってきにくくなり、頭を使って考えることが減り、やがて抑うつ状態になり、認知症に繋がるのだそうです。

そうなってしまう前に補聴器の使用が必要となります。
補聴器は苦手な周波数を調べて音を大きくし、そうでない周波数はカットするといった調整をすると効果があるそうです。
補聴器は耳鼻科で診察を受けて処方箋をもらい、認定補聴器技術者がいる専門店で自分にあった補聴器を作ってもらうのがよいそうです。

 また私も使用するのですがヘッドフォンにも要注意だそうです。
大きなボリュームで音楽など聞くことが原因で起こる難聴「ヘッドフォン難聴」というのがあるそうです。

 20,30代から耳をヘッドフォンの大きな音で耳を酷使していると40,50代になって影響がでてくるそうです。
 気を付けましょう!
 聴力の低下を感じたらすぐに検査に行くことも大切ですね。

 次回は認知症予防に良い食べ物についてです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。