緊急事態宣言を行った場合の東京都による緊急事態措置(案)について

明日、国の緊急事態宣言が出され、東京都も緊急事態措置が出されます。

渋谷区も保育園の休園や中学校入学手続きの延期、放課後クラブ室の臨時閉室など影響がでてくることとなります。
突然のことで戸惑っておられる保護者のみなさんもいらっしゃることと思いますが、私たちはこれまで以上に行動を制限し、自分が保菌者にならないよう、ひとりひとりが感染拡大防止に協力をする時です。

東京都の発表によると

通勤は最小限として、テレワークを活用してできる限り在宅勤務う。
施設・イベントの主催者は施設の使用の制限やイベントの中止、延期の協力を。
営業時間の短縮。

大きな影響を受ける中小、零細事業にたいしては「感染拡大防止協力金」が検討されます。

「緊急事態措置コールセンター」が設置予定となっています。

東京都の緊急事態措置(案)は感染拡大防止の強化対策として医療関係、派遣切りなどの対応で補正予算232億円を専決処分とされます。

その内容は
1、外来診療体制の強化:医師・看護師の確保に向け人件費の確保  8億円

2 民間検査機関等を活用したPCR検査等の体制の充実 8億円

3、医療現場の受け入れ体制の確保
・重症患者に対応した医療体制の充実

・宿泊場所の確保

4. 新型コロナウイルス感染症患者受け入れ体制の拡充 118億円

・1床あたり最大17万円
空床確保支援 4000室 (重症患者用700床、中症状患者用3300床))

・宿泊施設活用事業 65億円
感染者で無症状、軽症の方を1000名受け入れのためホテルなどの施設を都が確保
4月7日から受け入れ開始

・重症患者に対応した医療体制  ECMO装置等の整備 6億円

5. 学校臨時休業への対応 13億円
学童の受け入れ(世帯全員が警察官、消防官、医療従事者などの家庭を対象)

6 失業等に伴う住居喪失者に一時住宅等の提供 12億円
仮住まい、失業の人たちを対象に一時的な滞在場所の確保 

また東京都は防衛相に災害派遣要請をし、自衛隊が食事の配布など生活支援を行うとのことです。

医師や看護師などの医療従事者が感染すると医療施設は消毒のための閉鎖となり、医療サービスの提供がストップします。
医療環境の充実と現場の混乱を抑えるためにも今回の措置がしっかりとられ、また私たちは感染者とならないように、移動や人と会うことを今は押さえて、一日も早く収束に向かうよう過ごしていきましょう。

どうかみなさまのご協力をお願いいたします。