毎年12月3日から9日までの期間は「障害者週間」です

障害者基本法に基づき、この12月3日から12月9日までの1週間は「障害者週間」です。

渋谷区では毎年表彰をしています。
12月8日、美竹の丘でその記念式典が行われました。
今年は自立生活者の方々と自立支援功労者の方々が表彰されました。

自立生活者の表彰者の中にはボランティアをさせていただいたときにいつも会う方や近くの就労支援施設の方々もいました。

また自立支援功労者として表彰された方の中には、こうした就労支援施設のビルのオーナーさんで、活動にご理解をしてくださり、活動内容の変化に合わせて、改修を快く進めてくださったという方もいらっしゃいました。
新たに障がい者の支援施設を建てるとき、近隣の反対に合ったり、賃貸物件を断れてしまったりと、ご苦労されている団体があります。
そんな中こうしてご理解のあるオーナーさんというのは心強いですね!

もうお一人の方は就労支援施設で平成22年からボランティアとして支えてらっしゃる方もいました。

こうしたボランティアの方や施設を理解されている方が表彰をされるというのも素晴らしい試みだなぁと思いました。

表彰された方の中に、半身麻痺となってしまい利き手でない左手で絵を描き始め、2年後には区内の複合施設で展覧されたという方がいらっしゃいました。
終了後、その方の2年間分の絵を見せていただきました。
最初は少しぎこちない線で描かれた猫の絵が、回数を追うごとに線がしっかりしてきて、色使いや動物の表情が豊かになっていきます。
その変化と描かれている絵が素晴らしく、描かれている動物たちの表情はとても愛くるしくて、今にも動き出しそう。
色使いも豊かで、その方の2年間の軌跡でもあるこの方の絵を一人でも多くの人に見ていただきたいなぁと思いました。

表彰されたみなさま、本当におめでとうございます。

そして文化総合センター大和田では区内の障害のある人たちの作品展「どきどきときめき展」が開催されています。

こちらも素敵な作品がギュッと集まっています。
絵や焼き物や手芸やエッセイや合同作品などなど。
中には表彰式で表彰された方の絵もありました。
就労支援施設の商品も買うことができますよ。
12月11日(火)まで、渋谷区文化総合センター大和田2F ギャラリー大和田にて。
ぜひお足をお運びくださいね。