杉並清掃工場が建替えにより、平成24年9月から建設工事が始まり、平成29年9月30日に竣工しました。
その間は渋谷区の清掃工場も協力をし、杉並区のゴミの受入れをしていました。
新しい杉並区清掃工場は一見清掃工場には見えません。
工場周辺にはウォーキングロードが整備され、丁度行ったときも近隣の保育園児たちが遊びに来ていました。
館内には足湯もありました。
清掃車は清掃工場から約600メートルから専用の地下の道路を通って清掃工場へと搬入するそうです。
高井戸の駅のすぐ側、マンションや住宅がすぐ前まで迫っている位置にある清掃工場ですが、建替えられる前の初代初代の建設の時1960年代から70年代にかけて「東京ごみ戦争」の名でクローズアップされるほど反対運動がおこったそうです。
住民と行政が衝突しながら、話し合い、歩み寄って実現したのがこの工場です。
新しい清掃工場は最新の設備が配備されています。
プラットフォームやごみバンカは渋谷の清掃工場の倍以上はあります。
渋谷の清掃工場は23区で唯一山手線内にある清掃工場です。
こうした施設でバンカにうず高く積まれたゴミを見ると改めて実感するのが3R Reduce減らす, Reuse繰り返し使う, Recycleリサイクル。
みなさんにも清掃工場の見学をおススメいたします。
ゴミについて、リサイクルについて色々と考えるきっかけとなります。
清掃工場では見学ができます。
各清掃工場へお問合せください。
以前、やはりこの委員会で焼却された焼却灰とばいじんを原料にセメントにリサイクルされた工場を見に行ったことがありました。
廃棄物の有効活用、循環型社会の構築を実現している日本の技術の高さに驚きました。
焼却残さの中には焼却されなかった金物等の異物も目立ちました。それらは除去されますが、ごみの分別は大切ですね。