あと残すところ1回を残して、待機児童対策をテーマに3回のトークを終了しました。
今回で59回目の子育てトークです。
初めての保育園申請で子育てトークも初参加、という方もいらっしゃれば、
上のお子さんの時に参加されたという方も久しぶりにご参加くださいました。
過去に保活をされた方がみなさん仰っていたことは、今回の平成30年度の
保育園案内の説明がより詳細になり、記載事項が多くなったこと。
確かに以前は「同一指数となったときに優先順位」は5,6個だったかと思います。
それが今では12項目!
それだけ多くの方が、そしてほぼ同指数の方が申請をするようになったということだと思います。
この子育てトークを始めたころは認可園(区立と私立)と受け皿としては
認証保育所と私立保育室だったのが、今では認可園、認定こども園、
区独自の幼保一元化施設、そして今年は小規模保育施設が新たな事業として
加わりました。
そして受け皿的要素の保育施設では
・保育利用料の軽減制度が受けられる「区立保育室」、「認証保育所」、「私立保育室」
・区の補助を受けて保育料が毎月45,000円の「特別枠認可外保育施設」
・更に今年度から月額40,000円の助成が受けられる「認可外保育施設指導監督基準を
満たしている旨の証明書設置の認可外保育施設」
・こちらも保育利用料の軽減制度が受けられる居宅訪問型保育事業
なぜこんなに色々な手法があるのかと言うと、ここ8年くらい年々待機児童は
増え、
その年の待機児童が待ったなしで解消へとつながるように、その時のタイミングで
マックスでできることに取組んだ結果、こうしたことになったのかと思います。
私立認可園、認定こども園、認証保育所等のリストを最新情報にしました。
2017年10月の待機児童は375人。
歳児別には
0歳児263人
1歳児81人
2歳児24人
3歳児7人
4歳児0人
5歳児0人。
4月の待機児童は266人。
0歳児107人
1歳児117人
2歳児36人
3歳児6人
4歳児0人
5歳児0人
10月の待機児童の数は例年4月よりも多くなります。
子育てトークでみなさんにお伝えしていることは
平成29年4月の認可園の最低指数ボーダーは0歳児は44育休、1歳児は44受託。
園によってはこのボーダー以上の指数のところもあります。
来年度は新たに7園新設されます。
872名の増とのことですので、少しでも待機児童の減へとつながればと祈っています。
しかし、7園増といっても厳しいのは変わらず。
毎日通える範囲でできるだけ多くの認可園、保育室をお申込みされることを
おススメいたしします。
そして受け皿的要素の施設についても検討されること。
育休をしっかり取りたいという方もいらっしゃいます。
育休をしっかりとって保育園入園を希望される方の受け皿やフリーランスで
お仕事をされている方たちの受け皿についても検討が必要かと感じています。
子育てトークではみなさんと「保育園入園のご案内」の内容を確認しながら、
みなさんへお伝えできる限りの情報をお伝えさせていただいています。
今回子育てトークに参加された方からは
「大変有意義な時間でした。保育制度を概観しつつ、具体的な内容を伺えてよかったです」
「リアルな情報をありがとうございました」
「大変参考になりました」
「ポイント制度も多様な働き方にも目を向けて改善していただきたいです」
「読んでもわからない点もすっきりし、とてもためになりました」
などご感想をいただいています。
また参加者みなさんが子育てトークでお知り合いになってその後も
交流されているということも伺います。
地域別に行っているので、お住いの地域で同じくらいの歳のお子さんたちと
知り合いになれるというのも子育てトークの良さだと思っております。
これからご出産予定の方も子育てトークで知り合ったお母さまたちから
色々とアドバイスをいただいて、とても助かりました、ということを
仰っていました。
子育てトークでみなさんが少しでも役立つ情報を入手してくださった、
ここがきっかけでみなさんの子育てがより楽しくなればうれしい限りです。
今回の待機児童対策をテーマでの開催は11月10日(金)10:30 – 12:00。
笹塚区民会館です。
まだご参加をご希望の方はお申込みできます。
詳細、お申込みはこちらから。