富山県の金山小学校との交歓式@猿楽小学校

金山交流

猿楽小学校と富山県射水市金山小学校との交歓式がありました。

昭和19年に猿楽小学校の児童たちが戦争中に疎開をしたときから交流が始まりました。

その後姉妹校となり、今年は40年目。
今では隔年で猿楽小学校の児童が金山小学校を訪れ、また金山小学校の児童が
猿楽小学校の児童を訪れ、という交流を続けています。

今年、この三連休の初日の7月15日に金山小学校の児童たち、先生方、保護者
のみなさん、関係者が猿楽小学校を訪れてくださいました。

今を遡ること昭和19年、東京から親元離れて今の射水市のお寺に疎開にした
猿楽の子どもたちに寂しい思いをさせないようにと、当時の村長さんや校長先生が
地元のみなさんにも協力を求めて、地元の子どもたちに芋を食べさせても、
疎開の猿楽小学校の子どもたちはお米を食べさせよう、と温かく迎えてくださり
疎開生活を過ごしたそうです。

つい最近、その時代疎開をしたという方からお話を伺ったところ、
疎開中だったけれど良くしていただき、楽しい思い出ばかりで、
疎開後もお世話をくださった方たちとずっと交流を育んできたとのこと。
写真を見せていただきながら当時のお話をしてくださいました。

交歓式当日、猿楽小学校は校舎の中や体育館は至るところに金山小学校の
みなさんの歓迎の飾り、そして鼓笛隊とアーチでみなさんを迎えました。

今年は姉妹校として40年目の節目の年。
小学校の校門すぐ脇には実際に射水市から運ばれた「岩」を使った
ビオトープが完成しました。
井戸からきれいな水が流れました。
ビオトープ

ビオトープも土壁もみんなで力を合わせて作ったそうです。

昨年は猿楽小学校の子どもたちが金山小学校を訪れました。
自然を満喫した楽しい思いでをたくさん作ったとのこと。

今年の夏もみんな楽しい思い出を作ることができたかと思います。

関係者のみなさま、今年も素晴らしい交流をありがとうございました。