テーマは「渋谷川」、子ども建築塾公開発表会

「子ども建築塾 渋谷川とまちの建築公開発表会」が地域交流センター新橋で開催されました。

こども建築塾資料
主催はNPOこれからの建築を考える、伊藤建築塾。

講師は建築家・伊東豊雄先生を塾長に一線で活躍されている建築家、さらに
建築やデザインを学ぶ大学生・大学院生や、建築設計にたずさわる建築家がTA(ティーチング・アシスタント)としてサポートという環境で一年間勉強していきます。

「子ども建築塾」の公開発表会を拝見したのは今回が2回目。
前回は渋谷の街をテーマに子どもたちがすばらしい発表をしました。

今回は「渋谷川と仲良くするまちの建築」がテーマ。
10月から実際に渋谷川と渋谷川周辺を探検、渋谷川の歴史を学ぶなど調査を重ね、
公開発表会では各自が模型やプレゼンテーションボードを作成し、4年生から6年生まで
計20名の成果が発表されました。

資料

渋谷川を5つにわけ、それぞれ

・川と人- みんなが皮を好きなれるような場所
・きれいな川 – 外からも中からも楽しめる川のある場所
・川とふれ合える街 - 川を身近に感じられ、ふれあえる場所!
・川のアクティビティロード – いろんなアクティビティを体験して自然に川と仲良くなれる場所!
・光のプレゼント – ピカピカ、ワイワイする場所

というテーマのもと各チーム、5名ずつ、ひとり2分間のプレゼンテーションです。

子どもたちから見て、感じた渋谷川の印象は
・水の汚さk・水辺までの距離の遠さ
・川の両サイドを建物がぎっしりと背を向けて並んでいる
・渋谷川の深さから両サイドが分断されている
等。

こうした課題を感じながら子どもたちが考えた「渋谷川と仲良くする建築」は

・マングローブで水をきれいにする「クリーンマングローブ」
・目線の高さに商店街をもってくる(川の水が増水しても大丈夫なように
商店街と川の間にはガラスの壁がある)「渋谷川ワイワイストリート」
・川を覆っているコンクリートを除き、地層を見ることができる、実際に石も掘れる「川の博物館」
・渋谷川に透明なトンネルを作り、渋谷川を外からだけでなく内側からも川をみることができるように
・無重力の美術館を建てる
・コンクリートに囲まれている川ではなく、川が楽しめるように、ボートになってまわれるようボートステーションを設置し、水族館やレストラン、バーなども建築
・エコな建築アイディアでは「フナムシ」の特徴を生かして、水を汲み上げてバクテリアを生かして水を再生する「水を生かす建築」
・光があふれるキャンプ場の建築
・「ビルと川が仲良くできる道」ではビルとビルのあいだにロープウェイを通し、
川と人をつなぐ建築
等。
現在の無機質な渋谷川が子どもたちの感性によって大変身。

実際に制作した模型、プレゼンテーションボードと自分の言葉で発表するプレゼンテーションを聞きながら
「川と仲良くなる建築」、子どもたちの自由で豊かで発想に心から拍手でした。