6月7日は消防団のポンプ操法大会です。
今年も大会に向けて訓練が猿楽小学校の校庭をお借りして
始まっています。
私は今年も選手につかせていただきました。
週に約2回、夕方から訓練があるのですが、
まるで部活動のよう。
仕事ではないのに、消防団のみんなと
「大会」という目標に向かって、
みんなで助け合いながら一人ひとりが真剣になって
訓練が続いています。
ふと、高校生のときの陸上部を思い出すことがあります。
消防団の訓練は、みんなが絶妙に気を遣い合って、
チームワークをとっているところも「大人の部活動」
なのです。
そんな緊張感漂う訓練の中、ちょっとだけ
ホッとする瞬間があるんです。
それはみんながピリピリと訓練をしている中、
猫が運動場と外の境を悠々と歩いているのを目にするとき。
イタリアで猫がいる町は静かで、人もやさしくて住みやすい土地、
と聞いたことがあります。
きっと猿楽小学校周辺もそんなところなのね…、
と猫を見るたびに、心が少し軽くなります。
そして運動場の上をコウモリがとんでいるのを見えたとき。
代官山にコウモリ!
と最初は目を何度も擦りましたが、
たまに数匹飛んでいるのを見かけます。
中国系の友人曰く、中国ではコウモリは幸せを運ぶのだそうです。
なのでコウモリ見た日は、得した気分になりますし、
猿楽小学校に幸運を運んでくれているのだと思うと
なんだかうれしくなります。
ポンプ操法大会まであと少し、訓練の合間に
そんな小さな幸せを感じながら、
大人の部活動をみんなと一緒にがんばります。