10月18日から本日26日まで東京国際映画祭が開催されていました。
初日のスクリーニング、レセプションは六本木ヒルズ、そして昨日の
クロージングは渋谷のBunkamuraで華やかに幕を閉じました。
もともと渋谷ではじまった東京国際映画祭も今年で21回目。
渋谷区も協力をしています。
今年からレッドカーペットの代わりにペットボトルを利用して作られた
グリーンカーペットが使用され、テーマは”Action! for Earth”でした。
こちらはオープニングの模様です。
レセプションではスペインの監督さんらとお話しました。
初来日で東京を少し歩いてみて、近代的な街並みのすぐ横には
昔からの路地や人のぬくもりが残っているすばらしい街、と
おっしゃっていました。
授賞式ではカザフスタンを舞台にしたセルゲイ・ドヴォルツェヴォイ監督の”トルパン”が
2冠を達成しました。
”トルパン”とはチューリップという意味だそうです。雄大な自然が圧巻だったそうです。
そして今年のテーマのエコ、地球、自然と人間との関わりなどのテーマの作品に与える
”トヨタアースグランプリ”も今年から設けられました。
こちらはホセ・アントニオ・キロス監督の”フェデリコ親父とサクラの木”他2本が受賞。
受賞者のみなさんや審査員のみなさんのコメントは、
作品にかける思いが宝石のように散りばめられていました。
受賞者たちは世界各国の面々。ほんの数時間でしたが、まるで世界各国を
旅行したようなすてきな時間で、私の世界観もちょっぴり広がった感じがします。
ぜひ作品も観て感性を刺激したいと思います。