消防団60周年式典と東京国際女子マラソン

昨日の夕方、消防団の60周年式典と祝賀会が盛大に行なわれました。
この日ばかりは消防団の作業服でもなく、正服でもなく
みんな正装だったので、見慣れた人たちが一瞬誰だか
わからないのが新鮮でした。
多くの来賓の方々にご出席いただき、アトラクションも
盛りだくさんでした。
ちなみに我が第四分団は表彰されました!

関係者のみなさま、お疲れさまでした。

そして同じく昨日は東京国際女子マラソンがありました。
私は沿道係のボランティアをしました。
このボランティアは東京マラソンに続いて2回目です。
今回は折り返し地点の平和島に行きました。

学生の頃、短距離で陸上をやっていたのもあり、ついついランナーが
気になってしまいます。

野口みずき選手率いる第1グループの姿が見えたときはこちらまで
心臓がパタパタしました。

そのあとも多くの選手が走りすぎて行きました。
どの選手も心のなかで「がんばれーーー!」と応援していました。

実はこの東京国際女子マラソンには親しくさせていただいている
知り合いの奥様が長年連続で出場していました。
この日は必ずご主人がサポートし、毎年夫婦二人三脚で
東京国際女子マラソンを目指しています。
今年で23回連続出場という素晴らしい功績です。
しかし、今年はちょっと前に風邪をひいてしまい、それがもとで
持病の喘息がでてしまい、苦しい状態ということを聞いていました。

沿道に立ちながらその人のゼッケンを探しました。

多くの選手が通り過ぎ、
「もしかして、途中でリタイアしてしまったのかしら?」
と不安になった時、ついにピンクのウェアに白いキャップをかぶった
その人の姿が見えました。

本当に自分との戦いだったのだと思います。
でも彼女のがんばっている姿は本当に美しくて
「○○○さん、がんばれ!!」
「○○○さん、ファイトー」
と叫びながら涙が出そうになりました。

彼女は小さく手を振って走りすぎて行きました。

「あぁ、あの足取りだったらきっと完走できる。」

と安心して見送りながら、その姿に勇気をいただきました。

しかし、そのあと、ご主人からの連絡で、折り返し地点を通過してすぐに
時間オーバーで断念しなければならなかったと聞きました。

それを聞いてショックでなんと返事をしたらよいか
わからないくらいでした。

そしてその夜ご主人から、
「反省点は多く、来年に向けて気持ちをあらたにしたようです」
というメールが届きました。

その彼女の前向きな姿勢とファイト魂に、
「あぁ、私もがんばらなきゃ!」
と元気をもらいました。

本当におつかれさまでした。

また来年、沿道ボランティアとして沿道から応援するのを
楽しみにしています!