7月12日〜14日、3日間連続で子育てトークを開催しました。
7月12,13日は「保育園、待機児童対策最新情報のご報告」。
会場は初台と笹塚。
これまで子育てトークに参加して下さり第2子、第3子で保育園入園を考えている方、
初参加の方で第一子で保育園入園を考えている方、早生まれでご苦労されている方、
これから出産予定の方、フルタイムで育休の方、自営業の方、パートタイムで親御さんの介護をされている方、
求職中の方など様々な立場のお母さま方のご参加でした。
みなさん保育園情報を少しでもキャッチしたいという方たちの切実な思いを
伺いました。
今後開設予定の保育施設をお伝えするものの、まだ課題はあります。
ここ数年、3歳の壁で不安に感じていられる方もいらっしゃいます。
保育園だけでなく、私立幼稚園の入園含めてお話をするものの
出来る限りの可能性含めて検討すべきということをひしひしと感じます。
みなさんのお声は今後の対策に生かして参ります。
そして14日は子育てトーク初の試み、一般社団法人Stand for mothersの
代表理事松田陽子さんとメンバーさんをゲストに「防災・ママワークショップ」
を開催。
お話いただいた全員子育て中のママたち。
お母さんの目線のワークショップは改めて防災について参加者のみなさんと
一緒に考えるきっかけになりいました。
Stand for mothersのみなさんの中には東日本大震災を体験した子育て中のママたちがいます。
そんなママたちの声を元に「防災ママブック」を作成し、
ママの目線でわかりやすく作成されたその小冊子は、熊本地震の後、NHKの
ニュースでも紹介されました。
今回の子育てトークでは、東日本大震災の時のお話、
避難所の状況や避難所のトイレのお話、避難生活時の食事の話など伺いました。
そして実際に防災リュックを背負い、子どもを抱っこして移動体験、(約8kgの
リュックを背負いお子さんを抱っこして移動をするという実体験、)
グラっと揺れた時に頭を隠してすぐに机の下に隠れるなど
トレーニング(←これはお子さんに好評でした)などすぐにでも自宅で
やってみたいことを教えていただきました。
東日本大震災の時、勤務先からなかなか自宅に帰って来られないお父さんの
代わりに子どもを守らなければならなかったお母さんがたくさんいたということ、
避難所には子ども用の避難食やグッズなどが入手できるのには日数がかかるということ、
そんな時、防災リュックの中身はお子さんに必要なものも含めて揃える必要があるということ。
Stand for mothersさんは100円ショップなどで手軽にそろえることができる
ママの防災リュック、そしてお子さんの防災リュックの中身をご紹介くださいました。
防災リュックの中身を点検してオムツも成長に合わせて入れ替える必要があるそうです。
それには半年毎に防災リュックの中身のお子さんと家族の夏服と冬服(←最低一式)
の入れ替え時にオムツや防災食の賞味期限を含めての点検などすると良いそうです。
そしてスーパーの袋とタオルを使って作る簡易オムツの作り方も
教えていただきました。
赤ちゃんのお尻が出来るだけかぶれないようにするには、どんなものを代用したらよいか
など、ママならではのアイデアをたくさん聞かせてくださいました。
参加者のお母さまからは東日本大震災の時に生後半年のお子さんの子育て真っ只中だったものの、
恵比寿のお店からオムツや粉ミルクや水があっという間に売り切れてしまい
ご苦労されたお話なども伺いました。
ご紹介いただいた簡易のオムツの作り方など知っておくと安心ですね。
そして防災食の実食タイム。
火を使わずに、おいしくいただける防災食、やわらかいお豆やお魚、
パンやおかゆなど、普段の食事でもいただきたい防災食を
ご紹介いただき、みんなで試食をしました。
他にも渋谷区の避難所のお話や防災に対する取り組みなどみなさんと
共有し、子育てトーク「防災・ママワークショップ」を終了しました。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
「防災・ママワークショップ」はできたら週末に開催し、より多くの
親御さんに参加していただければと思っています。
これを機に、親子の防災についても取り組んでいきたいと思います。
子育てトーク、この夏はあと2回開催いたします。
7月23日の「食物アレルギーについて」は締め切らせていただきましたが
8月7日(日)の「保育園・待機児童対策について」はあと少しで締め切らせていただきいます。
お早めにお申込みいただければ幸いです。
詳細、お申込みはこちらまで。