いつも有難うございます、岡田マリです。
新型コロナワクチンウイルス接種について所属の福祉保健委員会で報告を受けました。
このワクチンは新型コロナウイルス感染症対策の重要な柱として全国的に実施
されます。
国が主導的役割を担い、東京都の協力により渋谷区が実施主体として予防接種を行うこととなります。
詳細は今後決定していきますが、現時点においてのご報告です。
○接種会場・接種方式について
・接種会場:国内の医療機関や区施設等で集団接種または個人接種によって実施
・接種費用:無料
・接種回数:現在予定されているワクチンは全て2回接種
○接種体制について
・渋谷区医師会、区内医療機関の医療従事者(医師、看護師)へ協力を依頼
○対象及び優先順位、スケジュール
① 令和3年2月体制確保目処:医療従事者向け先行接種(渋谷区内には対象医療機関なし)
② 令和3年3月体制確保目途: 医療従事者向け優先接種(東京都が実施主体)
③ 令和3年4月以降:高齢者向け優先接種
④ 令和3年4月以降接種券発行:その他の方(基礎疾患のある方、高齢者施設等の従事者を優先)
2月1日現在対象の65歳以上の高齢者は45,340人。
在宅で介護中のご高齢者や施設に入っているご高齢者も対象です。
このワクチンは全国民が対象です。
長期入院、高齢者施設入所者、里帰り出産、遠隔地に下宿等している方、住民票のある外国人、路上生活者、DV等特別な事情も方についても対象となります。
また基礎疾患があって主治医の判断で他区の病院に通院している人は他区のかかりつけ医でも可能だそうです。
○接種券の発行
渋谷区が接種済証と一体化した接種券を送付し、対象者は接種会場に
持参します。
送付時には国が定める案内や予防接種、接種会場等を記した案内も同封予定。
わかりやすく情報をまとめるよう要望しました。
○予約管理
接種はすべて事前予約制。
予約システム及び電話で予約を受け付けます。
○周知・相談
3月1日号の「しぶやくニュース」、区の広報媒体で周知予定。
コールセンターを開設。
○摂取に必要な物資・物流体制
ワクチン:国が全国民分のワクチンを確保し、各メーカーから供給を受けた上で渋谷区に無償で提供されます。
国によるワクチンの確保状況
・ファイザー社 14400万回分の供給契約
・アストラゼネカ社 1億2000万回分の供給契
・モデルナ社 5000万回分の供給契約
2回接種についての間隔について:ファイザー社のワクチンは21日間、1回目と2回目の間をおきます
○ワクチンの流通及び保管
国及びメーカー側が体を維持したまま 医療機関、摂取会場まで配送する体制を構築し、その後冷凍庫等で保管
渋谷区には14台の-75℃の冷凍庫が設置される予定。
冷凍庫が設置される14箇所の医療機関がキーステーションとなり、その後か、
かりつけ医等にワクチンが分配されるという仕組みだそうです。
全区民が接種するワクチンです。
予約システムの構築、コールセンターのスムーズな対応、ワクチンの保管方法、 管理、分配方法、2回目の接種調整など、まだまだ取り決めや調整があるようです。
担当者は本当に大変だと思いますが混乱の無いよう、しっかりとした体制づくりがされますように…。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。