長野県須坂市にあるアクティブ峰の原(峰の原青少年山の家)視察

いつも有難うございます。
岡田マリです。

今日は渋谷区青少年山の家「アクティブ峰の原」についてです。
標高約1500メートルに位置し、冬はスキーの板をつけたままスキー場にも行け、建物の外はこのような白樺のと緑に囲まれ、夏でも涼しく、美しい自然に囲まれた宿泊施設です。

最寄りの駅は上田駅、そこから車で約60分で峰の原青少年の家に着きますが、今回は新幹線で上田駅に着いて、昼食後上田城跡公園を視察しました。
上田城跡公園は4年前より観光客が多くなり、公園内も整備がされていました。
ちょうど前回訪れた時は「NHK大河ドラマに「真田丸」に決定!上田が舞台です!」
ということでこの地が注目されるであろう、とのことでしたが、大河ドラマ効果が至る所に感じられました。

その後「アクティブ峰の原」へ。


この日は涼しい夜で暖炉に火がともりました。

利用者は年間を通じて、一般客のほかに団体客のトレーニング合宿や青少年活動など、一年を通して利用する人たちは多数、平成30年度の利用者は3,081名だったそうです。
部屋は和室が中心でバリアフリーの部屋もあります。
トイレやお風呂はお部屋についてはいませんが館内のトイレはウォシュレットとなり、照明も明るくなり、使用しやすくなっていました。
浴場は温泉ではないものの、最上階に位置し、アルプスが連なる山々が見える眺望が美しく、清潔に管理されています。

「アクティブ峰の原」の宿泊代は渋谷区在住者は無料、区外在住者は15歳以上2,000円、子ども(4歳以上15歳未満)は800円。
食事料金は大人(15歳以上)夕食1,400円、朝食500円、子ども1,300円(夕食900円、朝食400円)。食事はセルフサービスでサラダバーやごはんやお味噌汁など汁物はお変わり自由、また飲み物コーナーもセルフサービス、食事の内容は非常に充実していました。

夕食の写真です。
1階には本がたくさんあるミニ図書コーナー、外には冬に大活躍する除雪機もありました。


こちらは朝食。
サラダーバーの野菜がうれしい。

食堂と浴場からの景色はアルプスの山々の景色が広がります。
タイミングがよいと食堂やお風呂から雲海が見ることができます。
浴場にはシャンプーとボディソープはありますが、バスタオルやタオルはついていませんのでご持参くださいね。

そして駅伝の選手が合宿先に選ぶ理由は整備されたクロスカントリーコースがすぐ近くにあります。
「アクティブ峰の原」から直接コースに入れる「峰の原高原クロスカントリーコース」は6:00 – 19:00まで管理棟に職員がおり、早朝の利用もできます。
150円で初日の午後と2日目の早朝を利用しました。
1周2キロメートルのコースは標高最低ポイント1,494m、標高最高ポイント1,534mと高地。
普段近所を走っている時に比べてちょっとした上り坂だけで息があがります、体中の血液が薄くなっていく感覚です。
コースは最高に気持ちがよいのですが2周完走するのがやっと。

現在箱根駅伝チーム22校のうち15校がこのクロスカントリーコースでトレーニングをしているとのことです。
昨年8月には全天候コースが整備をされ、またしっかりと手入れのされた芝生のコースと贅沢なクロスカントリーコース。

峰の原青少年の家からこちらのコースはお隣同士。
管理棟で受付と料金を払ってご利用くださいね。
峰の原クロスカントリーコースについてはこちらをご確認ください。

青少年の家ではバーベキューやキャンプファイアーもできます。
またゴルフ場もすぐ近くにあり、色々とアクティビティが楽しめます。

また、冬には「アクティブ峰の原」からスキーの板を直接つけて「奥ダボススノーパーク」でスキーやスノーボードを楽しむこともできます。
毎年スキー連盟主催の親子スキー教室やスキー教室が開催され、渋谷からバスで青少年の家まで行き、インストラクターの
指導でレッスンを受け、夜は青少年家が宿泊所となります。
この時はスキー場が近くにある青少年の家はとっても便利です。

また峰の原青少年の家からちょっと足を延ばせば小布施や長野の善光寺などを訪れることができます。
別所温泉も車で1時間くらいで行くことができます。

北向観音はじめ、国宝の神社やお寺、また共同浴場や足湯なども楽しめます。

「青少年の家」という名称ですが、青少年以上の年齢の方ももちろんご利用できますので、ぜひ一度ご利用くださいね。