骨髄移植ドナー支援事業をご存じですか?

水泳の池江璃花子選手が白血病を公表。そのコメントは他の患者さんや、選手たちのことを思うやさしさに溢れたもので胸を打たれます。

そんな池江選手の闘病公表後、現在骨髄バンクのドナー登録の問合せが増えているとのこと。
今日のブログは渋谷区の骨髄移植ドナー支援事業 – 骨髄・末梢血幹細胞提供者(ドナー)とドナーが勤務する事業所に対して奨励金を交付する事業 – についてです。

私は2012年にドナー登録をしました。
当時、友人が「再生不良性貧血」と診断されたのがきっかけでした。
渋谷のスクランブル交差点のところにある「ハチ公前献血ルーム」に行き、そんなに時間はかかりませんでした。
その後、なんの連絡もなく6年が過ぎた2018年、適合通知が届きました。
登録患者さんの白血球の型が一致し、ドナーの候補者に選ばれたとの通知でした。

適合確率は高くないなか、また6年という時間もたってからの一致の知らせには正直驚きました。
改めて通知に同封されている資料をよく読み、質問シートを記入しました。
自分がこれまでどんな薬をのんでいたか、かかりつけのクリニックに確認したり、家族に同意を確認したり、日程を確認するなどし、書類を返送しました。
結局その時はその初期コーディネートの段階で患者さんの都合によりそのまま終了となりましたが、ハンドブックをしっかり読み、他の情報を調べるなど骨髄移植のドナーを身近に感じた日々でした。

その時調べた情報によるとドナーとなる場合は、検査などで8回程度平日の日中に医療機関へ行くことになり、入院日数も3泊4日くらいということ、またその後日常生活に復帰するのが1日~7日程度かかる場合が一般的とのこと。
入院などが伴い、日常生活に復帰するのに数日かかるとなると、お仕事をされている方、介護をされている方、子育て中の方、ペットを飼っている方など、その間の対応や周りの理解など、いざドナーになってみるとクリアしなくてはいけないハードルがあるんだなと感じました。
私の場合は最初の登録みから6年経っての通知でした。
登録した時は身軽でも、その後生活や環境が変わっている可能性も出てくると思います。

そんな中、渋谷区では骨髄移植のハードルを少しでも下げるべく、ドナーと事業所に対して奨励金を支援してします。
事業所は渋谷区内に限らずドナー提供された方がお仕事をされている事業所が対象です。

骨髄移植ドナー支援事業奨励金について

対象者

  • 区内在住で公益財団法人日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業において骨髄・末梢血幹細胞の提供を完了した方
  • 上記のドナーが勤務している国内の事業所

奨励金の額

通院入院等に要した日数に応じてドナーに1日20,000円、ドナーが勤務する事業所1日10,000円を交付。
(ただし、1回の提供につき通算7日が限度)

  • 健康診断のための通院
  • 自己血貯血のための通院
  • 骨髄または末梢血幹細胞の採取のための入院
  • その他日本骨髄バンクが必要と認める通院、入院及び面接

申請先

地域保健課地域医療係(庁舎7階)に下記の必要書類を提出または郵送。
※申請は、骨髄・末梢血幹細胞提供のための入院をして退院した翌日から1年以内。

こうしたサポートがあるとドナーになったとき、勤務先にも伝えられやすいですし、子育て中の方はシッターさんにお願いしたり、介護中の方はヘルパーさんやショートスティなどを利用したり、ペットを飼っている方はホテルなど手配しやすく、周りの理解も受けられやすいですね。

詳細はこちらをご覧ください。

「命のボランティア」、ドナーの一致は低い確率だからこそ、1人でも多くの方にご登録いただき、適合する方が増えますように。