渋谷区における感染者の現状と保健所体制

いつも有難うございます。岡田マリです。

新型コロナウィルス感染症が全国で広がり、緊急事態事態宣言発出の地域も増えてしまいました。

この間、渋谷区における現状、対応についてお問い合わせがありました。

8月26日現在、渋谷区における新型コロナウイルス感染症の陽性患者は、
新規97人、累計9,227人。

渋谷区HPによると8月第3週の陽性者は802名とこれまでで一番多かった週となります。

検査陽性者数の年代別検査陽性者数の比率です。

検査陽性者数の年代別検査陽性者数の比率

上記の比率を単純計算し、年代別の陽性者数を出してみました。
8月第3週
10歳未満 32人
10代   48人
20代   217人
30代 233人
40代 144人
50代 96人
60代 24人
70代以上  24人

となりました。

高齢者の感染者が減っているのはワクチン接種の効果と思われます。

8月3日の週の感染者状況、そして保健所の対応は下記の通りです。

■1週間の状況
新規感染者1週間で802人 115−120人/日。発生
入院:1週間で51名
中等症:4−5人が入院、2−3人翌日、翌々日にさらに入院。
日ごとに3日以内には症状が悪化していくが、対応をしている。
軽症者:1日100人。
ホテル療養:1日15人

8月25日現在
入院: 30人
13−15人/日が入れ替わっている状況。
自宅療養:1,250人

■保健所職員の状況
感染対策とワクチン対策の2班に分けて対応。
ワクチン対応25人
患者対応65人 
他部署や派遣の看護師の応援体制。
現在、患者数増に伴い、自宅療養患者の健康観察に重点を置いてる。

■在宅患者のフォロー
薬が足りない場合は医師会の先生が往診。
何かあれば、医師会に連絡することになっている。
自宅で酸素投入等工夫をしながら対応。

私も何人もの人たちから陽性になったという連絡を受け、対応や心配事などについて相談がありました。
こうした連絡は特に8月に入ってから増えています。
みなさんしっかりマスクをし、外食も控えるなど、普段から予防をしていました。
どこで感染したかわからない、という声がほとんです。
家族内での感染の広がりも切実で、デルタ株の感染力の強さを感じます。

引き続きお一人お一人がしっかりと予防をしていただくとともに、少しでも体の不調を感じたり、熱があった方も下がったとしてもしばらく自宅で様子をみるようにしてください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。