広尾幼稚園の発表会に行って来ました。
発表会では”はな組”さんによる劇「てぶくろ」
”そら組”さんによる劇「ネバーランドのだいぼうけん」
「てぶくろ」の劇では上手にコマをまわして遊ぶ白アリさん、
一生懸命縄跳びをするオオカミさん、
大きな雪だるまを作るねこさん、
大人も顔負けのゲームをするうさぎさん、
自分たちで作った楽器で上手に合奏するハムスターさんが登場。
大道具や衣装なども子どもたちが作ったものでした。
写真でお見せできないのが残念ですが、かわいらしい動物の衣装を着て、
大きな声ですばらしい一体感の「てぶくろ」の劇の発表と
なりました。
そして「ネバーランドのだいぼうけん」。
こちらは最初に数社の出版社からでている異なる
「ネバーランドのだいぼうけん」の絵本を読んで
園児たちはそれぞれの絵を参考にして衣装や大道具、小道具を
作ったそうです。
ディティールまで凝った衣装や美しい背景の大道具等、
子どもたちの感性に感心するばかり。
効果音も子どもたちが太鼓をたたいたり、笛を吹いたり…、と
シーンを盛り上げました。
そのあとも発表会は続きます。
年少さんによる合奏「崖の上のポニョ」、
「ゆきのぺんきやさん」「ふゆおとクルリン」の歌、
年長さんはシンバル、大太鼓、ウッドブロック、木琴等7種類の楽器を
使って「カルメン序曲」の合奏、「ヤンチャリカ」、
そして子どもたちのリクエストで震災復興応援ソング
「明けない夜はないから」の歌を元気よくきれいな声で歌いました。
発表会の最後は年長さんにる
宮澤賢治の詩「雨ニモマケズ」の暗唱でした。
みんなで一斉に「雨ニモマケズ……..」から始まり
あとは園児たちがひとりずつフレーズをつなげていき
最後にみんなで「サウイフモノニワタシハナリタイ」。
で終わった時には大きな拍手。
園児たちはリズム感良く、途中で誰一人止まることなく、
みんなが一体となって「雨ニモマケズ」を力強く暗唱しました。
劇、歌、合唱、詩と精一杯がんばって披露した園児たちは
たくさんの拍手を受けて、ニコニコ顔でした。
広尾幼稚園の園児たちは入園式から行事がある度におじゃまして
その姿を度々拝見しています。
あらためて子どもたちの力と可能性、そして大きな成長を実感した
発表会でした。