ホームヘルパー講習も4日目。
この日はM先生の講義。
M先生はホームヘルパーの経験はもちろん、現在は診療所で
お仕事をなさっており、朝から晩まで診療所では
多くの業務をこなし、昼休みには先生とともに訪問看護に行き、
毎日大忙しの日々だそうですが、その穏やかな口調からは
まったくそんなことを感じさせられません。
この日は実習先の発表がありました。
私は特養ホームが2日間、訪問介護が1日、そしてデイケアに一日です。
今からドキドキです。
さて、4日目は姿勢と体位の実技を学びました。
実技の中にでてくる言葉はあまり馴染みのないものもあり、
寝た状態は「臥位」、仰向けは「仰臥位」、横向けは「側臥位」、
座り方にも「椅座位」「長座位」
「半座位」その中にも(ファーラー位、セミファーラ位)、起座位などなど
まだまだこうした言葉に瞬時に反応ができません。
これらの実習になると、利用者の立場になるのもとても勉強になります。
とにかく居心地の悪さが体験できるんです。
ちょっとしたことで”キモチワルイ状態”から解消できることにも
目から鱗の連続です。
これまで「介護は力仕事」と思い込んでいたのですが、
「移動」の授業で小柄なM先生が支持基底面積をしっかり取って
ムリなく安全確認をしっかりとりながら移動をしているを見て
「介護」=「力仕事」ではないことを実感しました。
この日は他にも車椅子や杖を使っての移動も勉強しました。
普段、町で見かけても特に気にすることがなかったのですが、
実は車椅子も様々や注意事項や工夫がありますね。
この頃からクラスメートともワイワイと楽しいクラスになってきました。
この日でスクーリングの半分が終了です。
本当に頭の中は習ったことでいっぱいいっぱいですが、
「学ぶ」楽しさを実感しながらの日々です。
あと半分もたのしみです。