ひたむきな演奏に惹かれます - 渋谷区青少年吹奏楽団

昨日で第一回定例会が終了しました。
今年度の予算には数々の新しいこと、さらに充実することが
盛り込まれています。
子育て、教育関係は追って「岡田マリ的 渋谷区子育て、女性支援ガイド」の
ホームページにアップしていきますね!

さて、3月30日、「渋谷区青少年吹奏楽団 第31回定期演奏会」が
渋谷C.C.Lemonホールでありました。

以前、このブログで紹介しましたが、
はい、ここでもう一度「渋谷区青少年吹奏楽団」についての
説明です!

区内在住・在学の小学校5年生から高校3年生のみなさんが週に一回
恵比寿の長谷戸社会教育会館で練習をしています。
吹奏楽や管楽器・打楽器の演奏に興味のある方でしたらどなたでも
入団できます。
初心者でもプロの講師がていねいに指導してくださるそうです。

「渋谷区青少年吹奏楽団」略して「渋吹(シブスイ)」の演奏は
これまでもサマーコンサート、区民の広場、新成人を祝う会などで
聴かせていただいています。

コンサート当日、6時半開演時にはたくさんのお客さんが
渋谷C.C.Lemonホールの客席にいらっしゃいました。
ご家族やお友だち、あと数年したら舞台で演奏する、後輩の小学生たち、
校長先生の姿も見られました。

演奏がはじまり、まず最初の一音でとにかく引きずり込まれます。
みんなが一生懸命演奏している、そんな姿勢がそのまま音になって
素直なきれいな音を奏でます。

変に飾ったりしないフレッシュな演奏なのです。

学校や塾の傍ら、時間を見つけて一生懸命練習し
築き上げられた音なのです。

そして演奏から楽団のみんながとっても仲良くいいチームを
組んでいるのが伝わってきます。
そういえば、当日のプログラムにもメンバーの仲良い様子が
紹介されていました。

ゲストには「渋吹(シブスイ)」卒業生で音大を卒業し、いまや打楽器奏者として
活躍している窪田翔さん率いる芸術集団「バベルの塔」のコンテンポラリー舞台も
ありました。
こちらは音、演技、衣装と圧巻でした。
窪田翔さんは「渋吹(シブスイ)」が音楽の道に入るきっかけとなったそうです。

異なる学年、学校の児童、生徒たちが吹奏楽を通して音楽に触れ、舞台で演奏する
機会があり、それをみんなで作り上げていくって本当に素敵ですね。

最後はビゼーの「アルルの女」でした。
これだけの大曲をまとめるのは相当練習を積んだのだと想像できます。

アンコールの「木陰の散歩道」は客席も一体となって大きな手拍子で終わりました。

きっとこの日の定期演奏会を終えて、楽団のみなさんは更に
ステップアップしたことでしょう。

私も自分がヴァイオリンを弾いていて思うのですが、
演奏会で敢えて大曲を弾くということは、大きな飛躍につながることにも
なるのだと思います。
そういったチャレンジにいつも果敢に挑んでいる渋吹の指導者の方々、そして
メンバーのみなさんお疲れ様でした

さて、「渋谷区青少年吹奏楽団」は団員募集中です。
会費は月額4,500円、入会金は2,000円です。
まずは見学にいらしくださいね!
連絡先は 長谷戸社会教育会館 TEL:03-3463-8061