初討論

12月11日の第四回定例会最終日、初討論に立ちました。
「渋谷区立学童館条例を廃止する条例」についての賛成討論です。

区議会民主党はこれまで学童館廃止について学童館のニーズや学童館と
放課後クラブの選択の必要性ということから反対の立場でした。

賛成の理由としては、今後廃止予定の学童館の利用について、
当区議会民主党がこれまで求めてきたこどものための施設が3館と
児童館機能を持った施設が代官山学童館跡地に1館盛り込まれたからです。

そして放課後クラブが開設され2年が経過し、全小学校で学童館から
放課後クラブに移行しつつあるなかで、今後は充実した内容の放課後クラブに
なることを期待しての賛成です。

実際、放課後クラブを見に行った際、職員、保護者、関係者に見守られながら
全学年の子どもたちが校庭で仲良く遊んでいて、校内では一生懸命自主勉強を
している子どもたちをみて、放課後クラブが安定してきたということと、
これからは内容も益々充実していくのだな、と思いました。

ふと私が小学生の時のことを思い出しました。

その小学校は放課後になるといつも校庭には児童がたくさん遊んでいて、
学童クラブの児童もそうでない児童も先生の指導の下、毎日本気で
サッカーやバスケットをしていました。

学童クラブは校内にありました。
学童クラブ担当職員の「うめちゃん」はみんなの大人気で、
いつも児童たちに囲まれていていました。

でも学童クラブの教室は特別で、クラブに入っている子じゃないと
気軽に入れない空間で、学童クラブに入る資格のなかった私は
学童クラブのみんなが教室で仲良くワイワイやっているのを
ちょっぴり羨ましかったのを覚えています。

後に私の小学校の学童クラブは、近くに児童館が近くにできてそちらに
移りました。
私もたまに児童館を訪れては「うめちゃん」に相談をしていたのを今でも
思い出します。
学校の先生や友達や親にも言いたくなかったことは私も含めて
みんなで「うめちゃん」に話を聞いてもらったり、あこがれの
5,6年生とも学童館だと気軽に話せましたものね…。
当時の児童館はみんなのホッと一息の空間だったのは確かです。
きっと今でも子どもたちとって学童館機能の施設は必要だと思います。

そんなことを思い出しながら挑んだ初討論。

無事に賛成討論を終えられてほっとしました。

今回の定例会は「初代表質問」「初討論」を経験しました。
これでやっと区議会議員としてスタートを切ったかな、という感じです。