岡田マリ質問
① 5月からいよいよネウボラが先行実施となる。 施設統合の第一段階として、中央保健相談所、子ども家庭支援センター、こども発達相談センターが第二美竹分庁舎に集約される。 今後は妊娠期からの支援をさらに厚くし、保健師の育成を図り、育児不安など問題の早期解決につなげていき、2年後の2021年8月には神南分庁舎跡地に「渋谷区子育てネウボラ」が開設される予定 2018年に区内全地域で子育て中のお母さまたちを対象にアンケートをとりご意見やご要望もたくさん集めた。 アンケートの中で『こんにちは赤ちゃん訪問』はできれば何回か来てほしかった」「生後2カ月で来てもらったけれどもう少し早く来てほしかった」「乳房ケアは期間を伸ばしてほしい」「複数回利用できればなおよかった」などの要望があった。 今後についてどのように対応していくか?。
「渋谷区子育てネウボラ」拠点施設が8/2にオープン!
[2021年7月29日]
ネウボラは18歳までの子育てを切れ目なくサポートすることであるが、現時点では妊娠期から幼児期までのサポートのみに見える。18歳までのサポートをどのように切れ目なくおこなってゆくか。
第2美竹分庁舎のネウボラに保育園入園の相談ブースを。また保育園だけでなく、幼稚園もここ数年間で認定こども園の短中時間保育などが加わり、複雑化されているため、あわせて幼稚園の情報などについても相談ブースを。さらに小学校中学校の情報案内や就学相談についても対応をしてほしい。
お子さんを出産すると様々な手続きがある。こうした手続きが本来であればネウボラの仕組みでワンストップで完結してほしい。 特に出産後の各種手続きは体力的にも大変であるから一連の流れややり方をわかりやすく伝えることも必要。出産をされた方の立場での情報発信を。
障がいのあるお子さまについてもネウボラで対応できるように体制を。小学校入学後、または中学校受験の時にわが子に発達障がいがあることに気づくこともある。子ども発達相談センターと教育相談の連携の強化を。
⑦ 渋谷区におけるネウボラは相談のみならず魅力ある講習やイベントを行うのはいかがか?例えばワンオペ育児解消のために配偶者とともに参加できる家事分担の講習会やワークショップを実施するなど、時代に合った子育ての課題に取り組む渋谷区ならではの先進的なネウボラを目指していただきたい。
⑧ 小学校や中学校になじめなくなった児童、生徒について、保健所に通っていた乳児のころまでさかのぼり、学校カウンセラーが情報を共有し、切れ目なく取り組むのはいかがか。
無償化に認可外保育施設を対象とするかについては各自治体の決定であるが、渋谷区として幼児教育無償化対象の認可外保育施設を指定する意向があるか伺う。
また渋谷区が認可外保育施設を無償化対象とするなら、それらの保育施設についても抜き打ちの立ち入り調査など、保育の質の確保をする必要があるのではないか。
待機児童ゼロを達成
[2021年6月15日]
保育士不足が課題。子育て支援センターの保育士の確保について伺う。
渋谷区の子育てホームページ「子育て便利帳」は利用しやすくリニューアルされた。障がいのあるお子さんを育てている親御さんは、お子さんの世話やお子さんの病院の通院などに追われ、なかなかご自身で情報を調べる時間がとりにくく、ましてや障がいのあるお子さんの情報は子育て支援関連の所管のほか障がい者福祉課、社会福祉協議会など多岐にわたっている。お子さまがこの先成長していく過程でどのようなサポートがあるかなどは事前に知っておきたい情報(小学校、中学校、高校、特別支援学級、特別支援学校、療育や放課後等デイサービス、障害児相談支援、福祉作業所や就職)までどのようなサポートがあり、就学においてはどんな選択があるのか情報発信を。 ホームページ子育て便利帳の「目的別」の中にぜひ障がい児向けの項目についても検討いただきたい。
「景丘の家」がオープンしました
[2019年3月14日]
そこに行けば誰か大人がいて安心して子どもたちが過ごすことができる、そんな施設が望まれている。登録のそれぞれの団体が協力、連携できるような仕組みをつくるのはいかがか。
産後、夜お子さんと二人だけで食事をするのが心細かったり不安になるということがある。食事を提供しなくても各自で食事を持参して赤ちゃんや他の人と一緒に安心して食べられる場所の提供を。
障害者福祉について、自宅で介護している家族などの負担が大変な状況である。それでも在宅で介護を続けている方々が少しでも楽になるように、重度の心身障がい者のためのショートスティサービスを当区でも実施してほしい。
障がい者福祉センター「はぁとぴあ原宿」開設
[2008年5月20日]
保育士不足は全国的な大きな課題。保育士不足の改善について、渋谷区では家賃補助以外にもさらなる取組みで保育士確保が必要。
また一方福祉従事者についても施設の増に伴い不足の深刻となると思われるため、保育士同様家賃補助などの検討を。
また保育士や介護従事者など現場の人たちが長く仕事を続けるために、課題を把握するために職員向けアンケートの実施を提案する。
アンケートによって運営側だけでなく、利用者側の課題も見えてくるかと思われる。
バリアフリー化推進助成について渋谷駅周辺だけではなく渋谷区内全域を対象にしてほしい。バリアフリーの店に貼るステッカー等の導入でソフト面での対応も検討するのはどうか。
渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツは画期的な取り組みです。渋谷区がシブカツを活用しつつ、シニアの可能性をどのように活用していくか伺う。
今日は敬老の日、渋谷区に100歳以上の方は154名いらっしゃいます
[2021年9月20日]
不登校の児童、生徒は何人いるか伺う。
不登校の児童、生徒に対しどういう対応をしているか、またこうした児童、生徒の復学率を伺う。
民間のフリースクールとどれくらい連携が取れているか伺う。 不登校の子どもに学校外での多様な学びの場を提供することを目的とする「教育機会確保法」が成立されているが、「けやき教室」について、この教育機会確保法に沿ってどう進めているのか、また今後どのように進めていくのか伺う。
新庁舎を見に行ってきました
[2018年12月18日]
以前は庁舎内に至るところにあった区民向けの紙のお知らせをほとんど見ない。区の業務で無駄な紙などをなくす効率化は高く評価するが、区の情報や資料を入手しにくくなったため資料コーナーを設けるのはどうか。
1階エレベーター前や受付のところでの映像を、渋谷区から発信したい情報を流すのどうか。区民に寄り添った新区庁舎内での情報発信体制について区長の所見を伺う。
路上と公園などが全面禁煙となり喫煙対策強化が実現しつつあるが、喫煙所のある場所での受動喫煙を防止も必要。
4年前にパートナーシップ証明書を含む条例、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が可決された。この4年間、共生社会に向けての取り組み、また変化について伺う。
民生児童委員や生活保護の担当やハローワークなど、セイフティネットの相談窓口や相談担当が、LGBTの当事者が相談に来た時にしっかりと対応できるよう理解増進の取り組みを。
LGBTの子どもたちにスクールカウンセラーが適切に対応できるよう研修等を行い理解を深める必要がある。区長のご所見を伺う。
区全体で生徒はスカートもズボンもどちらでも選択することができるようにするのはどうか。
男性やLGBTの方もDV被害を受けることがある。こうした緊急性を要すのに対応の窓口は、「女性」向けとなっていて利用できない状態。「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」の趣旨に反するため性別で限定せず窓口を設けるべき。
アンケートは実施していないが事業の利用については柔軟に対応している。4月からはじまる妊婦全数面接で保健師がニーズを掘り起こしてゆく予定。
義務教育終了後の支援については教育センターで実施している教育的観点から支援を行う若者サポート事業の趣旨を踏まえ関連部署で支援を発展させていくことを検討中。
美竹第二分庁舎第2美竹分庁舎では相談者が移動することなく相談内容に対応できる専門性をもった職員がチームとなって対応していく。保育園や幼稚園の入園や就学についても情報提供や手続きなど書簡部署につなげる。
神南分庁舎跡地施設では保育園入園の相談ブースで手続きが可能になるよう検討する。新庁舎3Fのくらしの手続フロアでは届け出の受け方を見直し、子育てに関する届け出を大きく改善した。チェックリストを渡したり、手書きの必要な部分を減らしたりなどの工夫も進めている。さらなる窓口の改善を進める。
渋谷区子育てネウボラでは相談部門集約や関係部署の連携により、保護者もワンストップで相談することを可能にする。
ネウボラの機関の一つである子育て支援センターと連携して、子育て世代の家族が一緒に楽しめる講座なども実施している。
スクールカウンセラーとネウボラとの連携を密にして法令に基づき相談過程で必要な保健情報収集などを行ってゆく。
すでに認可外保育施設を利用している児童がいることや制度開始までの機関が限られていることから制度開始当初から無償化の対象となる認可外保育施設を限定することは考えていない。
児童福祉法上の指導監督権限を持つ東京都と連携、協力シながら必要に応じて立ち入り調査を行う。
保育士確保は社会福祉協議会に運営委託をしている。私立保育園の保育士採用のための採用説明会を毎年開催している。
ライフステージごとの相談先やサービスをまとめて把握できる資料作りを検討している。保護者の視点にたった資料をつくり、提案いただいたようにホームページ子育て便利帳を発信源の一つとして積極的に活用する。
「景丘の家」は地域の子育て支援団体の方にも子どもたちの居場所づくりや食事提供を行っていただきたいと考えている。団体や地域の方との連携を図り施設で実施するプログラムなどの検討を行う。
「渋谷区子どもテーブル」は子ども食堂ではなくテーブルという名前にして、食事提供に限らず様々な形で子どもたちの居場所を提供していく意味がある。居場所づくりとして当事業を進めていきたい。
「はぁとぴあ原宿」隣接地について、重度の心身障がい者のためのショートスティサービスも実施して保護者の負担を軽減を図る。
「第七期渋谷区高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」では介護人材の確保と育成を重点施策として位置づけており、来年度に向けて新たに事業を展開。
ハード・ソフト面の両面で取り組みを続ける。渋谷駅周辺地区の小規模施設にも助成制度を創設する。またステッカーによる周知なども検討する。
シブカツから多く情報発信をしていき、ベストマッチングに取り組む。
パンフレットラックの準備を進めており、2F、3Fの窓口コーナーに設置する。また15Fでのイベントや展示活動についても情報発信を続ける。
現在基本構想や環境基本計画のPR動画を流して周知啓発、またニュースや天気予報を配信。今後WEBやSNSなどとも連携し創意工夫したコンテンツ制作を実施していく。
駅周辺の屋外喫煙所について、今後受動喫煙対策にもなる屋内喫煙施設が設置に置き換えていくことを検討中。状況に応じて外部に煙がモレない構造の喫煙所への変更も検討していく
現在11の自治体で同様な制度が導入されている。また毎年100回前後、各種団体の視察や研修、出張授業などで知見の共有を図っている。区としてもLGBTフレンドリー推進のため様々な啓発ツールを配布して理解促進に勤めている。 代々木公園を中心として行われる東京レインボープライドに応じて区内の店舗がレイボーフラッグを掲げたりと多様性社会推進が着実に進んでいる。
セーフティネットへのアクセスが性別によって制限されることは条例の理念に反している。職員にとどまらず、地域セーフティナットにかかわる方へも性の多様性の理解啓発を充実させていく。
スクールカウンセラーにもLGBTに関する知見が必要と認識している。教育委員会を通じて、必要な支援を行っていく。
教育委員会を通じて、自由にスカートもズボンも選択可能な状態であることを周知していく。
相談窓口については今後の検討課題とする。外部支援団体との連携も図って被害者のセフティネット確保に務める。
区長答弁
不登校の目安となる30日以上欠席した児童・生徒数は小学生30人、中学生76人。
児童・生徒一人ひとりの状況に応じ、ケース会議を開く、家庭訪問を行う、けやき教室への通室、フリースクールへの紹介などの対応を行っている。学校復帰については、不登校は繰り返すことが多いので実数把握は困難。
フリースクールに通う場合は出席扱いとしている。学習状況や出席状況についてフリースクールと情報共有を図っているが、今後もさらなる連携ができるよう研究してゆく。
教育長答弁
岡田マリ質問
区長、教育長の丁寧で明快な答弁に感謝する。 ネウボラについて、所管の連携のみでなく、子育て中の親御さんの立場にたった切れ目のない体制を構築していただきたい。 今後もシブヤを笑顔にする会は一丸となって区民に寄り添った政策を立案し実現に向けて汗をかいていく。