岡田マリ的
渋谷区スペシャルニーズサイト

子どもたちそれぞれの、あふれる個性。必要な支援を必要なタイミングで!

中学校について

渋谷区教育委員会では中学校向けにも毎年5月中旬ころから入学前年のお子さんを対象に就学相談を行っています。
「通常学級」「特別支援学級」「特別支援学校」「情緒障害等通級指導学級(中学校)」があります。

お子さんが楽しく通えるか、学ぶことができ学習が深めることができるか、等を判断してください。
お子さんがどの学級が合いそうか、運動会や学芸会などの行事、学校説明会、学校公開などに足を運んでみるのもよいかもしれません。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/gakkou/tetsuduki_g.html
*特別支援学級(固定学級)、都立特別支援学校へ就学をご希望される方は就学相談を受けてくださいね。

  • 特別支援学校
  • 特別支援学級

特別支援学校

特別支援学校って?どこにあるの?通学方法は?

学校教育法第72条によると
特別支援学校は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。以下同じ。)に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的とする。

つまり特別支援学校では幼稚園部、小学部、中学部、高等部、高等部専攻科のそれぞれの学級で準じた教育をうけながら、自立するために必要な教育も受けていきます。

特別支援学校の特色

  • 教職員数が通常の学校よりも多く、専門性が高い
  • 一人一人に応じた教材を使用します
  • 医療的ケアが必要な児童・生徒もいるので看護師が常駐している学校もあります。
  • 区内お住まいの学区域の小中学校との副籍交流も行っています。
    副籍とは:都立特別支援学校の小中学部に在籍する児童・生徒がお住まいの地域の小中学校に副籍をもち、交流を通じて地域とつながりをもつ制度です。
  • 校舎や体育館にも子どもたちが過ごしやすいよう様々な配慮がされています
  • 特別支援学校はスクールバスを運行しています。特別支援学校のスクールバスの指定停留所までは送迎が必要です。特別支援学校のスクールバスの送迎には保護者の方、また移動支援も利用できます。

移動支援事業とは:
野外での移動が困難な障害者(児)の外出を介護します。
対象は愛の手帳、療育手帳の交付を受けている方、身体障害者手帳の交付、視覚障害または全身性障害の方、精神障害者福祉手帳を受けている方等。
支給時間、利用者負担等については
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/mynumber/39idouyoukou.html
障害者福祉課 相談支援係まで :03-3463-1934

東京都公立特別支援学校

東京都公立特別支援学校一覧

*特別支援学校には学区があります。詳細は教育委員会、または各学校にお問合せください。

特別支援学校に入学するには:
都立特別支援学校の小学部及び中学部へ就学を希望される方は、学務課特別支援教育係に、まずはお電話でお申込みとなります。
渋谷区での就学相談の後、最終的な決定と学校の指定は東京都教育委員会が行います。
受付から決定までには見学・体験に時間がかかりますので、お早目にお申込みくださいね。
学務課特別支援教育係:03-3463-2993

国立、私立の特別支援学校

国立、私立の特別支援学校については直接お問合せ・ご相談ください。

など

特別支援学級

特別支援学級って?

区立小中学校に設置されている心身に障がいのあるお子さんのための少人数の学級です。通常学級の子どもたちとの交流も持てます。
教員は特別支援専門ということではありません。学校で1クラス、2クラスというケースが多いです。
特別支援学級に在籍して継続的に指導・支援を受ける固定学級と通常の学級に在籍しながら一部特別な指導・支援を受ける情緒障がい等通級指導学級があります。

固定学級 - 特別支援学級に在籍して継続的に指導・支援を受けます。

知的障害学級

知的障害学級 中学校3校 令和3年4月1日現在

中学校
設置校学級名
鉢山中学校I組
上原中学校明星
渋谷本町学園中学校F組

学級の児童生徒の人数は全ての学年を合わせて8人1学級。担任は学級数+1名。
渋谷区では状況に応じて特別支援学級補助員や介助員を配置しています。

情緒障害等通級指導学級(中学校)

通っている中学校に籍を置いたまま、週1回を基本に、代々木中学校通級指導学級に通級し、生徒一人一人の課題に応じた学習内容・方法を検討し、個別または小集団により指導をします。

  • 本人、保護者、在籍学校の先生と話し合い、個別の教育プログラムを立てて指導をします。
  • コミュニケーション能力や社会性を育むための小集団指導と課題別学習のための個別指導を行います。
  • 通級による指導は原則1年間。

どんな指導を受けるの?
情緒障害同通級指導学級
自立活動(小集団):
ストレッチや集団ゲームを通じて他者との関りや体の動きを学びます。
自己表現や対人関係スキルなどを小集団の中で学びます。
教科指導の補充:
一人一人の課題に応じて、ノートの取り方や基礎学力の定着など学習スキルを身につけることで意欲の回復や自信へと導きます。
代々木中学校 西原1-46-1

就学相談にあたって

就学相談にあたって 特別支援各学級の紹介、時間割(例)など詳細は「就学相談にあたって」に詳しく書かれていますのでこちらをご確認ください。

食物アレルギー対応について

まずは学校に相談されてくださいね。万が一のことがあってはいけないので、診断書など詳細をお伝えください。

学校内の頼れるサポーターのみなさん

特別支援教育支援員

お子さんの苦手な部分を助けてくれます。
支援を要するお子さんに対して、校内および校外活動などで学習や行動面の個別支援を行います。
1対1で支援員がつくか、複数人のお子さんを1人の支援員が見るか、ケースは様々です。ご相談を。

スクールカウンセラー

非常勤として派遣されています。児童・生徒だけでなく保護者自身の悩みも相談できます。お子さんの気になること、発達障がい、いじめ、不登校などについてご相談ください。
担任の先生に相談しにくいことなどを相談してみてもよいかもしれません。

通級指導や特別支援学級の担当教員

気になることや自宅での様子も伝えて、お子さんとどう接したらよいか聞いてみるなど、連絡をしっかりとりましょう。