議会活動

平成30年 第1回定例会2018年04月

岡田マリ発言

子育て支援について(区長)

1.待機児童対策について

1-1.保育園申請の指数について

保育園申請の指数については課題が多い。独立して事業を行ったり、フリーランスの立場で仕事をしている人の割合が多いのが渋谷区の特徴。フリーの立場で仕事をしている人たちへの指数について検討いただきたい。

1-2.保育の質の向上について

保育の質の向上について取組みを伺う。

1-3.療育の必要な子供への対応について

保育園に通っている子どもの中には療育を必要とするケースがある。保護者は仕事をしているため、療育に通うことができず、就学前に思い悩む保護者も増えていると感じる。保護者の承諾を受けて、保育施設や幼稚園等に専門家による療育サービスの訪問事業の実施はいかがか。園で療育を行うことにより、現場の職員も学ぶことがあろうかと思う。

1-4.渋谷区版ネウボラについて

フィンランドのネウボラでは子どもの成長を電子データにまとめて50年間保管する仕組みとなっている。当区のネウボラもフィンランドのように担当や部局が異なっても、子どもや親の記録を電子データに一貫して管理し、切れ目のない支援を提案。

1-5.児童相談所の設置について

新規事項として産後ケアの充実、要支援家庭を対象としたこどもショートスティ事業について期待をするところ。この事業をきっかけに今後渋谷区でも児童相談所の設置を進める予定があるのか。

2.教育について(教育長)

2-1.障がい者対応の向上について

平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が制定された。区内の小中学校では障がい者差別解消法に基づき、どのような合理的配慮を行っているか、施設等のハード面だけでなく、ソフト面も含めて質問する。普通学級でも特別支援学級でも苦手なことのある児童、生徒にはできるだけその子にあった合理的配慮を行い、対応していただきたい。そして各学校で実施している合理的配慮の取組みについて研修会を開催し、具体的な事例の研究、共有をしていただきたいと考えるがいかがか。

2-2.インクルーシブ教育について

渋谷区も「ちがいを力にかえる街 渋谷。」と挙げているものの、インクルーシブ教育についてはあまり進んでいるように感じない。教育現場においてインクルーシブ教育を進めていくことについていかがか。

3.福祉について(区長)

3-1.障がいのある子どもへの支援について

新庁舎に「基幹相談支援センター」が設置される。区役所で子育て支援、障がい者福祉に関連する所管は保健所、子ども家庭部、教育委員会、子ども発達相談センター、福祉部障害者福祉課など多岐にわたる。
障がい児支援のサポートや相談は切れ目のない対応体制が望まれる。また、成長するにつれてどのようなサポートがあるか、時系列で情報を早めに入手ができ将来について準備ができる体制も必要。障がいのあるお子さんへの体制について伺う。

3-2.基幹相談支援センターの時間外の対応について

平成31年開設予定の基幹相談支援センターの開設時間は、月曜日から金曜日の8:30~17:15となっている、それ以外の時間帯にも相談の連絡が入ると思われる。時間外の電話対応も可能にしていただきたい。

3-3.はぁとぴあ原宿増築について

はぁとぴあ原宿は開設した当初、知的障がいのある方を対象として開設した施設だったが、現在は様々な特性の障がいのある方が利用されている。今後増築計画では障がいの重さや障がいの特性も考慮して利用者が安全に安心に利用できるよう利用者の障がいの特性を分けるなどの配慮が必要かつ重要と考えるが、所見を伺う。

3-4.療育における父親サポートについて

代々木の杜ピアキッズ、はぁとぴあ原宿キッズに通う子どもの親に対する支援について。療育の必要な子どもの親にとって、現実を受け入れることは最初の課題。受け入れるのに時間がかかるのは、父親に多いという話をきく。
現在、父親同士が集まってお互いの悩みや経験などを話す場の提供を行っていると聞いている。今後こうした父親向けのサポートは更に力をいれる必要があると考えるが、はぁとぴあキッズ、代々木の杜キッズにおける父親サポートについて所見を伺う。

4.健康・スポーツについて

4-1.生涯スポーツ活動の振興について

渋谷区でシニアのチアリーダーチームを提案、前回の東京オリンピックを実際に経験したシニアたちが、2020年に向けてチアリーダーで応援と言う形で元気になってもらうのはいかがか。さらに身も心も元気に東京2020を迎える大きな目標となると思う。

4-2.東京2020の「区独自のボランティア制度」について

東京2020に関わるボランティアで、例えば実際に会場でサポートするボランティア、また当区を訪れる外国人観光客の困りごとなどに対応するおもてなしボランティアが、渋谷区の公認のボランティアであればより信頼性も高まる。
しかし、せっかくのボランティアも、外国人はまずは疑ってしまうということも聞く。こうしたボランティアの登録と大型ビジョン、またこうしたボランティアが渋谷区ではサポートをしているということを英語でのPRもする必要がある。

5.防災、安全、環境について

5-1.「渋谷区民防災マニュアル」について

新防災システムの導入として防災ポータルサイトの導入が予算付けされている。
災害時の情報を入手できるポータルサイトやアプリ・SNSは手軽で便利だが、パソコンやスマートフォンを使わない世代への対応に紙ベースのものも必等と考える。平成27年に作成された「渋谷区民防災マニュアル」の改定版の発行について区長のご所見を伺う。

5-2.「アロープロジェクト」について

「アロープロジェクト」は渋谷区内に帰宅困難者支援施設を示す道しるべとなる矢印を設置するとというもの。
NTTの「かざして案内」はスマートフォンのカメラを看板表示にかざすだけで現在自分がいる場所と周囲の全体像が一目で把握できる立体地図やユニバーサルデザインに配慮したルート案内、コンテンツが母国語で利用できる。 アプリケーションをインストールすることなく簡易に利用ができるのが特徴。アロープロジェクトと並行して確実に帰宅困難者受け入れ施設へと導く「かざして案内」によるサービスを導入してはいかがか。

5-3.防災センターの跡地について

新庁舎の完成に伴い、災害対策本部は現在のヒカリエ8Fの防災センターから新庁舎へと移転するとのこと。移転についての理由を改めて伺う。
現防災センターの跡地利用について、渋谷ヒカリエは駅から直結と言う利便性から有効利活用を。待機児童が解消するまでの期間における保育施設の検討や、また選挙の時の期日前投票の会場についても検討いただければ、区長の所見を伺う。

5-4.水害時の避難所の開設について

今回危機管理対策をテーマに「渋谷区ガイド」を作成して見えてきた課題の一つとして水害時の避難所がある。平成25年10月、平成26年6月の大雨の際の被害箇所は土木清掃部管理課の窓口にある「浸水実績図の閲覧システム」で確認することが可能。こうした被害のある地域や水深の深い地域については今後も被害地域の予測ができる。今後は避難所の開設を検討すべきと考えるが、いかがか。

5-5.身近な環境対策について

渋谷区は2020大会のホストシティであるが、地域によってはゴミ集積所のゴミの散乱、そしてネズミが街を朝でも昼夜問わず駆け回っているという現実がある。身近な環境の課題として、以前は住宅街だったところに飲食店等が増え大きな話し声や音楽、飲食店からの料理の匂いなど周辺の人たちにとっては深刻な悩みとなっているところが多々ある。ぜひ日常の環境問題の改善について施策を強化していただきたい。

5-6.食中毒発生時の対応マニュアルについて

数年前に区内の保育園で食中毒が発生した。当時の保護者が「集団感染発生時対応について 保育園での事例と保護者からの提案」を作成し区役所に提出された。その提案を元に、対応マニュアルを作成し、保育園だけでなく、小学校や中学校、高齢者福祉施設などでも共有し、いざという時に備えてはいかがか。

5-7.プレーパークについて

区長は2カ所目のプレーパークについても検討されたいと、プレーパークの場所だけでなく、プレリーダーの育成も必要と考える。プレーパークについてプレリーダーの育成も含めて区長の考えを伺う。

6.空間とコミュニティデザインについて

大晦日の渋谷駅前で開催されたカウントダウンは、前年よりも参加者が多く、お酒を手に持っている人も目立ちました。また多くの人たちが集まり、身動きが取れない場所もあったと聞く。歩行者天国による年末のカウントダウンやハロウィーンは渋谷らしいイベントだが、万が一のことを考えると今後さらに危機管理対策を強化する必要があると思う。区長の所見を伺う。

7.産業振興について

インバウンド対策として更なるフリーwifiスポットの設置と設置個所を外国語でPRする必要があると考える。
ホストシティである渋谷にとって大きな課題である語学について、フリーwifiスポットの増、そしてAIを駆使して語学対策に取り組むというのはいかがか。

8.新庁舎について

8-1.新庁舎について

羽田空港でユニバーサルデザインを視察したなかで、羽田空港のユニバーサルデザインの取り組みは障がい者、設計者、施工者、行政、鉄道、空港等関係者たちとユニバーサルデザインのワークショップを重ね、バリアフリーデザインを実現。だれもが利用しやすい新庁舎としてこうした取り組みを新庁舎はじめ、今後予定されている障がい者施設や高齢者施設などが入る複合施設等ででも取り入れられるであろう。新庁舎としての取り組みについて所見を伺う。

8-2.コミュニティスペースの設置について

会派で視察した日向市の新庁舎についてはコミュニティスペースや市民が集うたまり場のような温かいスペースが充実していた。新庁舎を訪れる人たちがほっと一息できるような温かな雰囲気のコミュニティスペースを作っていただきたい。

8-3新庁舎見学ツアーについて

日向市では、庁舎を建設中に何回かに分けて一般市民向けに新庁舎見学ツアーを行っていた。区民に新庁舎を身近に感じてもらうためにも当区についても区民に対して見学ツアー実施はいかがか。

9.ダイバーシティとインクルージョンについて

9-1.ダイバーシティ社会における性的マイノリティの関心が高まる中、渋谷区から情報発信の強化について伺う。

2015年4月に「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が施行されてから当区の取組みへの問合せ、視察がこれまでどれくらいあったか伺う。

9-2.ふるさと納税導入について

今後も渋谷区が取り組んでいるダイバーシティ社会への取組みやLGBT、SOGI、アライなど多様性の理解が更に広がるよう、例えばクラウドファンディングやふるさと納税などの手法を導入するのはいかがか。
返礼品が発生する際には障がい福祉作業所などと協力して雑貨やお菓子などとし、また必ずどこかにレインボーマークなどを入れて、またインスタ等のSNS映えするような渋谷らしい返礼品とし、多様性社会推進について訴えかける。 また小冊子等も同封することで渋谷区から全国の方に多様性理解についての情報発信やアライになるきっかけを作る。
集まった寄付の使い道は多様性をテーマに障がい者福祉、LGBTのサポートなど渋谷区のダイバーシティ、インクルージョン施策の充実に充てるとし、全国から応援を募ることを提案。